一時期のパニック状態からは、抜け出した感のある新型コロナウィルスへの対応。封じ込めから上手に付き合いながらの“共生”に舵を切ったこともあって、全国でツーリング開催の声もチラホラ聞こえてくる。
ツーリングであれば、走行中はソーシャルディスタンスをキープできるので、飛沫感染の危険性はかなり低い。これまで、抑圧され続けていたこともあり、ツーリングそのものが増加していくのは間違いないだろう。
ただ、コロナ禍そのものが無くなったのかといえば、そうではない。東京都のケースを例にとっても、緊急事態宣言解除後には再び感染者数が3ケタに戻るなど、依然としてその猛威が消えてなくなったわけではないのだ。
ならば、環境に合わせた行動をとる必要がある。実際の声をもとに、いくつか対策を挙げてみたい。
規模を縮小する
それまでの規模から6~7割の人員にとどめている、という声があった。他人と接触する機会を物理的に減らしてしまうのは、確かに有効な手段なのかもしれない。
休憩の回数を減らす
こちらも、物理的に他者との接触を減らす作戦。ガソリン休憩、コンビニ休憩などを最低限に抑えて、感染リスクを軽減するのは必要な手段なのかもしれない。
流れ合流・流れ解散
目的地からの帰路で流れ解散になることは今までも普通にあることだったが、集合も全員が同じ場所に集まるのではなく、コース上のポイントごとに集まるのであれば、やはり感染リスクの軽減につながる。
正直、そこまで脅威を感じていないという声も少なくなかったが、いつ、どこで誰が感染しているかは、発症してみないとわからないのがコロナの怖さ。影響が感じられないくらいの対策をとって、上手に付き合っていくべきだろう。マスクの着用、手洗い、うがいが必須なのは、いうまでもない。
執筆者:i-Q JAPAN編集部