一瞬だけ見ると「変わった雰囲気のGS?」となりそうだが、実際のところはGSX250T、いわゆるトラザリだ。元々のスタイルはもっとアメリカン寄りで、タンクもサイドカバーも形状が若干異なるのだが、形状はグッとGSに寄せているのが面白い。
タンクそのものも面白いが、その仕様も相当ユニーク。タンクやサイドカバーの表面全体にステッカーを貼ったステッカーワークでバイクを表現しているのだ。
なかには「䥝(みなごろし)」や「全狂連」などの暴走族関係のステッカーもあるのだが、レタリングが優れたステッカーを重て、これを全体的なデザインにするというアイディアが秀逸だ。
そしてユニークなのはステッカーワークだけではない。ヘッドライトが猫の絵を入れた“疑マーシャル”、そしてリアサスも手書きでブランド名を入れた“疑ホワイトパワー”。あえて取り上げることも無いのかもしれないが、こうした遊び心があってこそ、他人と違った発想が生まれるのだろう。
ただ、これが“遊び心”なのか“元々そういうセンス”なのかといった部分も重要。だが、それに関して言えば、ライトやハンドル周りの処理を見れば、しっかりセンスがあるのは一目瞭然だろう。
ちなみに、目線だけ残した族ヘルも表面にサビ加工を施して、こちらも目を引く仕様に。こんなところにも遊び心は見て取れる。
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