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【来日】外人ライダー『ジャンさん』に日本の"族車"を見せてみた結果……【豪州の暴走カンガルー】

オーストラリアから外人ライダーが日本に来日、ということでi-Q JAPAN編集部がバイクショップに連れて行ってみたぞ!
オーストラリアからi-Q JAPANにメッセージが届いた!
10月中旬、i-Q JAPANに一通のメッセージが届いた。「今度日本に行くんだけど、i-Q JAPANに会いたい!」と。送ってきた本人のプロフィールを覗いてみるとビックリ!! 海外でもかなり熱狂的な日本の暴走族のファン、豪州の暴走カンガルーこと外人ライダー・ジャンさんじゃないか! 彼は以前『所さんのニッポンの出番(TBS系)』、というテレビ番組に出演したことで一躍有名になったオーストラリアの族車乗り。番組では、外国人で熱狂的な氣志團のファンであることも紹介され、氣志團フロントマンの綾小路 翔にも直々にコメントをもらっていた。

そんな日本のカルチャーをこよなく愛するジャンさんが来日する、となれば我々i-Q JAPANも是非会ってみたい! そう思い、今回の取材に至ることに。ただ、会って話をするだけってのは、少しショボイ気がする。もっと彼が喜ぶ何かをしてあげたい……。そこで我々は「日本の本当の暴走族バイクを見せてあげれば、大喜びするんじゃないか?」と考えた。メッセージのやり取りでは「映画や雑誌では何度もみてるけど、本物の暴走族カスタムは見たことがないんだよ」と、言っていた。これはナイスアイディアだ! そうして当日のサプライズにすることになった。

サプライズ当日。某都内ホテルに車で迎えに行き、何も知らせないままバイクショップへ移動。車の中でも色んな会話をしたのだが、本当に日本の文化が好きみたいだ。本物のボウソウゾクカスタムを見たら、必ず喜んでくれるはず……。
ナンジャコリャーーーーー( ゚Д゚)!
とは言ってないが、玄関に横付けした車から突然降ろされたときは「え、なに?」みたいな顔をしていたのに玄関ドアを開けた瞬間、子供のように喜んではしゃぎまわるジャンさん。どうやら本当に日本の本物の改造バイクを見たことがなかったらしく、テンションはブチアゲだ! 今回彼をサプライズで連れてきたバイクショップは、埼玉県入間市にある三協オート。最近ではサンローランのPV撮影に単車を提供したりと、外国人にもウケる、カッコイイ単車を販売しているショップなのだ。そんな三協オートのバイクを見て、外人ライダーは大喜び。写真では「オレもバイクにロケットカウルをつけたいから、情報を盗んでおくよ!」と、写真を撮りまくっていた。知らない人の為に説明しておくと彼は、オーストラリアでCB400 Super Fourを族車仕様にカスタムして乗り回しているのだ。確か付いているのは、ロケットカウルではなく風防だったかな?
ォオーー、クーーーールだぜ!!
実際に、バリバリに改造したGS400にまたがらせてもらったジャンさん。バイクを見つめながらの笑顔が絶えない。やっぱり外国人暴走族ファンとって、日本人の改造バイクは神聖なるもののようだ! この後、実際にGSの音も聴かせてもらってたのだが、かなり興奮していた。「セック●するよりサイコーだぜぇーー!!!!」みたいなことも(笑)。
夢のようなバイクだぜ!
三協オート、小島代表のGSは全体にLED装着していたり、スピーカーが内蔵されていたりと、海外ではほぼ見ることができない族車仕様。ジャンさんも「こんなの見たことない! 本当に夢みたいなバイクだ!! オーストラリアに持って帰りたいよ」と話していた。
サプライズで、生のコール音も!
たまたま現場にコールが得意な方が遊びに来られていて、なんと! 生で聴かせてもらうことに。これにはジャンさんも大喜び。手持ちのカメラでそのときの映像をきっちり抑えていた。オーストラリアでは意外にも排気音の規制が厳しく、大きい音が出せないみたい。まぁそれは、日本も同じなのだが……(笑)。GS独特の吸い込み音は、やはり外国人には衝撃的なのだろうか。
三協オートの小島代表と名刺交換
初めて訪れた日本のバイクショップ、三協オートは暴走族ファンのジャンさんにとって宝の山だったらしく、欲しいものだらけだったみたいだ。三段シートも買いたいなどと、かなりマジメなモードで話していて、「またオーストラリアからメッセージを送るよ!」と、名刺を交換していた。
連れて行ってみた結果……
日本から遠く離れたオーストラリアという地で、暴走族&日本のカルチャーをこよなく愛するジャンさん。黙って車に乗せて勝手にバイクショップに連れて行ってみた結果、我々がビックリするくらい大喜びしてくれた! 「誕生日とクリスマスとバレンタインデーが同時にきたくらいサイコーーーーだよ!!!!」とまでコメントしていた。喜んでもらえて我々も嬉しかったが、連れて行ったショップの関係者の方々も、なんだか嬉しそうだった。日本の暴走族カルチャーをこんなにも愛している外国人がいるなんて、本当にサイコーだぜ! 今回協力していただいた三協オートの皆さん、そしてジャンさん&お母さん、取材のご協力ありがとうございました。

バイク・二輪販売 三協オート
住所:〒358-0014 埼玉県入間市宮寺2701−11
サイト:公式facebook
↑↑GS関係に強いショップだ!
i-Q JAPAN編集部×外人ライダー
最後は、原宿で日本らしく干物や日本酒が楽しめる居酒屋へ。i-Q JAPAN×オーストラリア、外人ライダーのジャンさん。育った国、環境は違えど、同じ暴走族文化を追うもの同士、アツク語り合った。食事は豆腐や唐揚げ、そして薬味の柚子胡椒が気に入ったみたい。刺身や、だしのきいた鍋といった日本食を存分に楽しんでもらえたのではないだろうか。ちなみに写真中央にいるのがジャンさんのお母さんである。

ジャンさんはまた、来年も日本に来てくれるみたいだ! そのときはまた違う企画を考えておこう。

※次回の記事では、ジャンさんのプロフィールを紹介しよう!!

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