今週末はいよいよ、旧栃2020が開催される。
おそらく、今年はこれが最初で最後の旧車會イベントになりそう。多くのイベントが今年度の開催を中止するなか、協議を重ねて開催にこぎ着けた今年の旧栃は、コロナ対策をしっかり考慮に入れたイベントとなる。
まず、最低限のマナー&エチケットとして“マスク着用”は必須。
屋外のイベントで、コース上は自然と密を避ける形にはなる。危険度もいくらかは下がるだろうが、それはあくまで“いくらかは”というレベルの話であって、新型コロナの猛威に完全対応するものでは決してない。
パドックなどでは、やはり密は発生しやすい状況になる。自分のためにも周囲の方のためにも、そして旧車會イベント存続のためにも、配慮は絶対に必要だ。
そして、入り口ではフルネームと連絡先の記載が必要に。
これは万が一の事態に備えて、クラスターの発生原因を確認するための措置。昨今は個人情報の公開に抵抗感を持つ方も多いが、有事の際には新型コロナ拡散の規模縮小にも役立つもの。全員の協力が必要だ。
そしてこれは毎年のことだが、架装したバイクは自走での入場が禁じられている。
特に今年は新型コロナ禍ということもあり、周辺パトロールもかなり強化される様子。自分だけなら、と考えずに、来年以降のイベント存続のためにもトランポなどでの来場を心掛けたい。
イベントは、主催者側の努力だけで成立するものではない。参加者ひとりひとりが、イベントの一部の意識をもって参加したいものだ。
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執筆者:i-Q JAPAN編集部