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【ゼファー】族車らしいスタイルのゼファーはウィークポイントの解消法が豪快すぎた!【長野】

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旧車會的なカテゴリーとしては「現行車」に区分されるゼファー。割と明確な区分として昭和生まれのバイクを旧車、平成生まれのバイクは現行車とされている。

ゼファーは平成すぐに登場したバイクで、すでに生産中止から10年を経過している。少なくとも現行車ではないのだが、タマ数が多く比較的購入しやすいバイクであることも間違いではない。
 
 
 
 
族車感のあるゼファー
ただ、最近は状況が若干変化してきていて、「購入しやすいからゼファー」ではなく「好きだからゼファー」をチョイスする層が増えている。旧車會メンバーがチョイスするバイクも自身が現役当時に乗っていたバイクが基本。そうなると、世代によっては現役当時のバイクがゼファーだった、という層も増えている。

「昭和のバイクだとリアリティが無くて」という声を伺ったことも、一度や二度ではない。そういった層にとってはゼファーこそがリアルで、“当時”なのだ。
 
 
 
 
ピヨピヨ付きのヘッドライトがかっこいいゼファー
そういった層が仕上げるゼファーには、目を見張るバイクも多い。こちらのゼファーも“いかにも族車”といった空気が漂う仕様となっている。

外装は銀ラメベースにキャンディーパープルの地とキャンディーレッド&イエローのラインが目を引く。デザインは純正ベースではなくXJ400Dのラインを模しているのが面白い。ラインは反射になっていて、夜はまた別の趣きがあるのもカッコいい。
 
 
 
 
ボトムケースの塗装が目立つゼファー
ヘッドライトはイエローレンズのピヨピヨ付き。ライトアップされた下にもフォグが装着されている。

全体的にイエローが差し色になっていて、ブレーキワイヤーやグリップ、ボトムケースやスイングアームもイエローで塗装されている。
 
 
 
 
人気のヤシメガ管を装着しているゼファー
実はエンジンが換装されていて、GPzのエンジンに載せ替えている。ゼファーでエンジン載せ替えまでしているケースは珍しく、ゼファーのキャブを使用してアクセルの軽さはそのままに、オーナー氏いわくエキゾーストの音量・キレを純正よりも向上させているとのこと。ゼファーのコンセプトとして敢えて落とした出力を、エンジン載せ替えでフォローするとは! 発想の逆転力がスゴすぎる。

さらに、CBX400Fのスイッチボックス を採用しているということは、コールにも力を入れているということだ。
 
 
 
 

コールに力を入れているという姿勢はマフラーにも現れていて、イノブレの初期型というレアなエキパイに、ヤシメガのエキパイをつなげるという手法を取っている。ゼファー愛が伝わってくる仕様だ。


■オーナー:ごっつあんです
■チーム:松浦一家
■ひとこと:GPZエンジン!

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