【カワサキ編】
硬派なイメージのカワサキには、インパクトあるマシンがいくつも存在する。
そんなカワサキの名車の中で愛称が付けられた3台のバイクを紹介していく。
ではひとつずつ見ていこう。
マッパ
最初に紹介するのは、「じゃじゃ馬」としても有名な「500SSマッハⅢ」が代表車種のマッハシリーズ、「マッパ」だ。1969年にアメリカ向けに開発され、ゼロヨンで12.4秒という当時ではぶっちぎりの記録で話題となった。
メーカーから付けられたモデル名「マッハ」をもじって真っ裸(マッパだか)からきているという説が有力だ。
のちにゼファーの登場によってネイキッド・ブームが巻き起こるのだが、このネイキッドとは「裸」「むき出し」といった意味の英単語。つまりカワサキは2度にわたって「裸のバイク」をヒットさせたことになる。
ちなみに、マッハには「未亡人製造機」「エグリ」「バナナ」などなど、インパクト強めな愛称が多い。
ケッチ
「ケッチ」はマッハの後継機である「KH」シリーズの愛称。その名の通り「ケーエイチ」が省略され「ケッチ」となったのが由来だ。
マシンの特徴としてはマッハ同様に2スト3気筒は引き継いでいるが、ボアダウンされているため扱いにくさはなくなっている。
純正カラーのライムグリーンの印象が強く、旧車として人気の高い車種だが、意外にも族車としてはそれほど人気はなかった。
フェックス
最後は「フェックス」ことZ400FXだ。
カワサキの代表的なマシンでKHと同様に「FX」が省略されて「フェックス」と呼ばれたのが由来。「エフペケ」やそのまま「エフエックス」とも呼ばれる非常に人気が高い車種だ。
CBXが旧単車価格急騰の象徴のようにいわれるが、このフェックスはそれ以前から100万円以上で売買されていた。
FXといえば漫画「特攻(ぶっこみ)の拓」の主要キャラクター「外道の鳴神秀人(なるかみひでと)」の愛車だ。パールホワイトのタンクにモリワキ管を入れたバイクの仕様と、男らしいキャラに当時のヤンキー達は憧れたはず。
ガンのくれ方やケンカでの切り抜け方をメモにまとめて、いじめられっ子の主人公「浅川拓(あさかわたく)」に授けるなど意外にマメなところがある。
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