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【暴動発生】バイク事故が発端で若者数百人が警察署を取り囲む異常事態発生

バイクを操る少年と、これを取り締まる警察との間で、非常に痛ましい“事故”が発生してしまった。

“事故”が発生したのは1月27日の深夜。現場は沖縄県沖縄市の幹線道路で複数台のバイクによる暴走行為の通報を受けた沖縄県警沖縄署が、現場の警戒にあたっていたときだった。

同市宮里のコンビニ前で男子高校生(17)ら数名がたむろしていたのを見かけた警ら中の警察官が事情を聞くために近寄ると、補導を恐れた少年らはバイクで逃走。約20分後、この男子学生が「警官から警棒で殴られた」と仲間に連絡していたという。

その後、搬送された病院で右眼球破裂で右目を失明との診断を受け、これがSNSなどで拡散される。






地元メディアによると、
署はこれまで「警察官がバイクを停車させ職務質問しようとして右手が当たった」と説明。通常は腰に提げている警棒を手にしていたかどうかは明らかにしていなかった。左右どの手に警棒を持っていたか、棒が高校生に当たったかなど、詳細は調査中としている。署内では29日も署長らが同事案について会議をした。

沖縄タイムスより引用

とのことで、対応がハッキリとしなかったことから、27日深夜から翌28日未明に少年の友人やSNSを見た若者ら300~400人が説明を求めて沖縄署を取り囲み、一部が暴徒化。石や生卵、爆竹などが投げ込まれる事態を受けて、機動隊も出動する緊迫した事態となっていた。

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事故当日の夜のニュースでも本件が取り上げられたが、警察発表が「単独事故」だったことも、今回の騒動の引き金になったと考えられる。

とはいえ、現状では「まだ事実関係が明らかになっていない」






警察署を取り囲んだ少年たちにしてみれば「それ自体が問題」となるのだろうし、「事実関係を正確に包み隠さず伝えてほしい」ということだろう。日頃のうっぷんが機会を得て噴出した、という側面も考えられる。

逆に、警察側からすれば、暴走行為や成人式当日の違法行為への対応の不備を度々指摘されていることから、強硬策への移行やむなし、という側面もあっただろう。実際に単独事故だった可能性も捨てきれず、だとしたらとんだトバッチリだ。






ともかく、まずはどちらも冷静な対応が望まれる。バイクで逃走したことが悪いといえばそうだし、だからといって無抵抗の人間の顔面を警棒で叩いていいハズもない。

友人のなかには「暴動は絶対にやめて」と呼びかけている者もいる。隠ぺいはよくないが、事実をはっきりと表面化させた上で、両者ともに納得がいく方法で、冷静にことを収めてほしい

▼暴動を報じた動画を見る

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