一見、ソリッドカラーの3本巻きで、綺麗に仕上げてはいるが特に変わったことをしているようにも見えない(!?)GSだが、これが沖縄の方には刺さりまくる! 思わず二度見して、ニヤリとさせられてしまう、というのだ。
イノウエのフルカウルには、ピヨピヨ付きのヘッドライト脇に描かれた「Arai」のロゴと側面に描かれた英語の文字がポイント。これは沖縄限定で流行しているヘルメット、アライのMX Spiritのデザインを模したものだ。
車両の手前に置いてあるヘルメットがそれで、いくつかあるデザインのうちでもポピュラーなカラーリングのものだという。
沖縄は独自の暴走族文化・旧車會文化を育んできた場所。コールも独特ならヘルメットも独特で、コルク半の一強状態ではなく、こうしたサンシェードが付いたオフロード系のヘルメットも人気の一角を占めている(三強のもうひとつは通称“ヤールー”と呼ばれるエクストリーム系ヘルメット。ヤールーとは沖縄の言葉でヤモリのこと)。
だからこのGSのカラーリングを見ると、沖縄の人は「やるじゃん!」となるのだそうだ。
フレームが黒、ホイールは白、マフラーはメッキと素材感の違いを際立たせているが、実はこれ、奥様が乗っているXJ400とも仕様を合わせている。
ちなみにこのXJも、沖縄の暴走族・旧車會ではものすごくファンの多いバイクのひとつで、特にこのYSPカラーの人気が高い。この2台が並ぶと、見る人が見れば「沖縄っぽい!」となる組み合わせ。兄弟車ともまた違ったコンビネーションの魅力を感じさせる。
ちなみに、マフラーの下に設置されている謎のパーツの正体は「プレート」。ウイリーをしたら姿を表す仕様になっていて、本当は沖縄イベント『琉球』でお披露目の予定だったもの。
どんなものが描かれていたのか? それは来年の『琉球』までのお楽しみとして、取っておきたい。
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