芸人、作家、映画監督と、ジャンルを超えて活躍する芸人・品川ヒロシが、さる2月24日(土)に新宿・NAKED LOFTで『品川ヒロシのオールナイトトークライブ#1』を開催した。当イベントは今回が第一回目の開催。毎回、ゲストを招いてのトークショーを予定していて、初回は相方の庄司智春に加え、シークレットゲストの登場を予言していた。
会場はJR新宿駅から徒歩10分程度のところにある『NAKED LOFT』。職安通りに面するオープンなカフェスタイルのバーで、トークライブや音楽ライブといったイベントが毎日行われている。
会場に到着するとオープンしたのが24時にも関わらず、すでに多くのファンが駆けつけていた。若い女性からサラリーマン、いかにもお笑いが好きそうなオジサンまで、様々なジャンルの人たちが品川ヒロシという灯りの元へ集まっている。実にトークライブらしい空間がそこにはあった。
当日券での入場は24時20分から。前売り券の整理番号順での案内となるので、ステージに近い場所でご覧になりたい方は、前売り券の購入をおススメする。ちなみに、この初回はかなり早い段階でSOLDOUTになっていた。今後、観覧希望の方は発売日にもご注意を。
24時30分が過ぎたころ、ライブがスタート! 本日の主役・品川の登場だ。本人のイベントの前説を、本人が行う(笑)。
まずイベントの内容が、改めて観客に伝えられる。場内は写真撮影はOK、動画撮影はNGとのこと。そして、メインのトークになるのは映画についてだ。今日は自身が監督を務めた作品『漫才ギャング』、『Zアイランド』の制作秘話を詳しく話すという。さらには自身で用意したフリップを元に、アメトーク大賞の話や今年は年末年始が忙しかったことなどを前説らしく軽快に話していた。
ネット上で情報公開されていた一人目のゲストは相方の庄司。軽く最近の話をしたところで「久しぶりに漫才やりましょうか。皆さん見たいですか?」と。
現在、テレビではなかなか見ることのできなくなった品川庄司の漫才に観客の笑い声は絶えない。そこには、トークメインの仕事が増えつつも長年コンビとして支えあった強いエネルギーを感じた。やはり彼らの原点はここにあるのだろう。庄司は漫才が終わると、そのまま帰っていった。
庄司と入れ替わるように登場した、シークレットゲストはジャルジャルの後藤淳平! トリッキーな漫才を武器に、広い世代から支持を得てる実力派芸人だ。
「なんでゲストに呼ばれたんか全然分からへん」という後藤に対し、「ジュンペイが好きだからだよ」と、品川。本当はこの日のトークテーマとなる作品に出演した芸人を呼びたかったようだが、誰もスケジュールが合わず。ならば、と個人的に好きなジャルジャル後藤をチョイスしたそうだ。品川は「ジュンペイ」という名前自体が好きらしい。プライベートでも相当仲がいいのだろう。
そして、いよいよ映画の話へと突入。庄司とは、映画の話は一切なかった (笑)。
そもそもが、大の映画好きの品川。「本当はタランティーノとかジャッキーチェンの映画について話したいんだけどなぁ~(笑)」という希望もあったようだが、最終的には自身が一番語れる、そして品川にしか語れない自身の監督作品が、テーマに落ち着いたそうだ。
2回、3回と継続するイベントを予定しているので、今後はタランティーノやジャッキーチェンをテーマにしたトークも、当然あるだろう。
『漫才ギャング』、そして『Zアイランド』の順でトークを展開。監督の品川は「あそこのシーンはこうやって撮ってるんだよ」とか「あのシーン、実は昔のオレなんだ」とか、ただ映画を観るだけでは絶対に知ることができない裏側を語ってくれた。
会場ではアルコール類やポテトフライ、チキンなどといったフード&ドリンクが販売されている。スタッフがいたるところにいるので、いつでも注文できる。お酒が好きな方は飲みながら、お腹が空いた方はつまみを食べながらゆる~く楽しめるのも魅力だろう。
次回の開催は3月31日土曜日。チケット購入はお早めに、といいたいところだが、前売り券はすでに売り切れ。残るは当日券のみだ。
ブログには、6月まで一ヶ月置きの開催日程が掲載されている。次回は予定が合わないが、前売り券で入場したい方は是非『品川ヒロシ』の公式LINEブログをチェックしてみてほしい。
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品川ヒロシ公式ブログ:https://lineblog.me/shinagawa/archives/13170660.html
執筆者:i-Q JAPAN編集部