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【今回は楽しめる!?】東京モーターショー2017に行ってみた!【旧車じゃないけど】

第45回 東京モーターショー2017 会場:東京ビッグサイト 会期:10月27日~11月5日 時間:月~土曜日:10~20時/日曜日:10~18時 入場料:プレビューデー(10月27日)3500円/一般1800円・高校生600円・中学生以下無料
2年に一度のクルマの祭典・東京モーターショーが今年も東京ビッグサイトで開催された。

間もなく市場に並ぶ実用車から、ニッポンの未来を担うコンセプトカーまで、多くの車両が並んでいた。

とまあ、とおり一遍の前口上は述べたが、正直ここ数回の東京モーターショーは、見ていて面白みに欠けるイベントだった。テーマを「エコロジー」に据えている企業が多く、人に優しい、環境に優しいものが多かった。それはそれで大事なことだし、企業理念としても不可欠なのは分かる。ただ、ショーとして優しさをみせられてもなぁ……というのが、真っ当なモータージャーナリストじゃない者の正直な感想。同じ思いをしていた方は少なくないんじゃないだろうか?
それが今回は、エコのさらに先を見据えた「未来のヒトとクルマ」という、いわばモーターショー出展社が本来掲げるべきテーマを感じさせる展示が目立っていた。これが楽しくないはずがない。

有機LETやLED照明の進化により、クルマやバイクへの装着が容易に。ウインカーやバックライト、さらにはホイールの内部にまで、“光モノ”が組み込まれている出展車両が非常に多かった。我々のジャンルでも光モノを派手に組み込んだ単車が増えているが、世界に冠たる大メーカーの純正部品にこうした光モノが組み込まれているのは社会が我々に追い付いてきたようで、胸がすく思いだ。

さらに今回、各社が非常に力を入れていたのが「VR」を使った展示。近未来を形にしやすく、なおかつ来場者も能動的に楽しめるとあって、評判は概ね良好の様子。これは次回以降も注目のジャンルだろう。おそらく一日では無理だろうが、各社のVRを比較して回るのも楽しそうだ。

カワサキからはZ1のリメイク版が発表されたりと、旧車乗りにも楽しめる展示は少なくない。直接的ではないにしろ、カスタマイズのヒントになるアイディアも多い今回の東京モーターショー、ちょっと出向いてみてはいかがだろうか?
▲我々にとっては最注目のカワサキZ900RS。Z1へのオマージュを込めた単車だが、クラシックではなくレトロスポーツという位置付け。見た目はレトロでも積み込まれた技術は最新のもの。メーカーの言葉を借りると「例えば、スロットルを開けた時のレスポンス。往年のZが持っていた、人間の感覚よりも先走らないレスポンスをあえて作り込むことで、人の意思に丁寧に応えるように」しているのだそう。そんなん言われたら、乗ってみたくなっちゃうじゃん!
▲そしてこちらは、先ごろ生産中止となった原付モンキーの後継として発表された、125㏄のモンキー。先代がニホンザルだとしたら、こちらはオランウータンかチンパンジーくらいにはデカい。原付バイクは何かと迫害を受けているので、こうした転換は仕方がなかったことなのかもしれない。

しかもこの「どうぞイジってください!」と言わんばかりのフォルム。ホンダらしいといえばホンダらしい。

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