外国名の漢字表記ってナニ? 亜米利加と書いてアメリカ、仏蘭西と書いてフランスと読むアレのことだ。
「USAがどうして米国なんだよパン食のくせに!」
子供のころ、そんなことを思ったのは自分だけじゃないはずだ。
実はこれ、世界中の全部の国に漢字表記があるって知ってた? 漢字自体が難しすぎて全然読めない国も少なくないが、なかには昭和の暴走族を思わせる「いい感じの当て字」を使った国もある。今回は、そんな当て字を使った国を紹介していきたい!
普通に紹介しても面白くないので、クイズ形式にしてみた。
第一問
智利
初級も初級、そのまま読むだけ。あとはこの国を知っているかどうかの問題(笑)。
第1問の正解は……
チリ
南米の太平洋側にある、南北に長い国。チリは長いぞ! 北側はペル―やエクアドルに隣接しているけど、南の方は、すぐ下が南極大陸だ。
そして第2問!
こちらも同じ南米から。
土弥尼加
文字数が増えただけで、そのまま読んだら正解になるヤツ。野球が好きな人ならピンッ!とくるハズ。漢字そのものに暴走族らしさはあまりないけど、4文字くらいの漢字の当て字だとちょっと雰囲気出てくる?
正解は……
ドミニカ国
こちらも南米にある国だが、野球が強いドミニカ共和国とはまた別の国らしい。名前だけは知ってても、どんな国かは知らない場所って、意外と多い気がする!
そして第三問!
この辺からはちょっとずつ難易度もアップします!
愛蘭土
ちょっと暴走族要素も増えてきたんじゃないだろうか。 そして、そのまま読んでも正解にたどり着かないのがミソ。
正解は……
アイルランド
日本で開催されたラグビーワールドカップで、最大の難敵といわれたのが、このアイルランド。そういわれると思い出す人も多いのでは? 場所はイギリスの隣。っていっても、どんな国かはあまり思い出せない人は多いでしょうが。
そして第四問!
これはかなり難易度が高い! 誰でも知っている国だけど、なんでこんなに難しい漢字を使うのか、意味が分からん。
ちなみに、別の漢字で覚えている人は多いはず。
濠太剌利
正解は……
オーストラリア
「豪」入ってないじゃん!
って思うよね。オーストラリアといえば「豪」。みんなそう思っているのにこの裏切りはヒドいよ! そもそも読めないし!
そして次が最終問題!
勃牙利
これは国名はみんな知っているハズだけど、読み方がチョー難しい。
そして略語がかなりヤバいヤツ!
第5問の正解は……
ブルガリア!
絶対に読めないでしょ……。「ア」に相当する文字が入ってないし! そして一文字略語がヤバい。
「勃」(ブルガリア)
中2くらいのときは、こんな漢字ばっかり辞書で調べてた気がする(笑)。
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執筆者:i-Q JAPAN編集部