地元のバイクショップは、特にそのショップで単車を購入したオーナーにとってオアシスのようなもの。似たような単車好きが集まるし、濃い話ができるから趣味の仲間は地元の友達ともまた違った楽しみがある。
そんな場所だからこその、バカなノリが楽しすぎるのはよくあること。
ただ、そんな悪ノリが、サイアクな結果を招いてしまったケースが全国で多発しているという。
その原因がコレ!!
エアーコンプレッサー!
修理やエアブラシを自社で行うバイクショップなら必ず置いてある工具のひとつだが、このエアーコンプレッサーで、大変痛ましい事件が多発している。
❝空気圧縮機(エアーコンプレッサー)で同僚男性の肛門付近から体内に空気を入れて重傷を負わせたとして、会社員の男性が傷害容疑で茨城県警に逮捕された。
報道によると、同県神栖市内の職場で同僚の男性の肛門付近に業務用空気圧縮機を押し付け、ズボンの上から空気を体内に注入する暴行をくわえ、負傷させた疑いがある。逮捕された男性が119番通報したが、負傷した男性は重傷とみられる。❞
このニュースが暴行を目的としたものなのか、それとも悪ノリの結果なのかは本人にしかわからないが、逮捕された男性が119番通報をしていることから考えると、後者の可能性もかなり高そう。
そして、同様の事件が過去に何件も発生しているというから、悪ノリが最悪の結果を招いたケースは少なからずあるだろう。
一般の家庭用コンプレッサーでも1分間に25リットル、少し容量の大きなタイプなら50リットル以上の空気を送り込むことができる。成人男性でも、全体重の半分から1/3に相当する空気が1分間に入ってきたら、まず直腸が破裂して、そこから全身に空気が流れ込む。この空気が肺を圧迫し、最悪の場合は窒息してしまうのだそうだ。
あの“シュッ”と出るエアーは、たしかにイタズラ心をくすぐられるかもしれない。とはいえ、これを実行してしまうと、本人ですら思いもよらない事態を引き起こしてしまう。
何度も言うが、これはフリではない。未然に防げる事故は、未然に防いでいただきたい。
参照元:弁護士ドットコム