新型コロナウィルスの感染拡大が、マジでヤバいことになっている。
感染拡大が爆発的に増えた数と時期から考えて、オリンピックを機に持ち込まれた新種のウィルス・デルタ株が猛威を振るっていることに間違いはないのだろう。東京都内などはそれまで数百の単位で推移していた新規の感染数が、一気に数千人という数で推移するようになった。
オリンピックと新型コロナの結びつきについて、行政が認めることは今後もないだろうが、海外からの渡航者数とコロナ拡大の患者数のグラフでも作ってみたら、波形は一致するんじゃないだろうか。とんだオリンピック・レガシーになりそうだ。
緊急事態宣言の拡大も全国に広がった。8月2日からは埼玉県、千葉県、神奈川県、大阪府が、同じく20日からは茨城県、栃木県、群馬県、静岡県、京都府、兵庫県、福岡県に、９月12日までの宣言の発出がなされた。
この緊急事態宣言発出地域の拡大を受けて、期間中に開催が予定されていたバイクイベントも、延期を余儀なくされている。
富士絶版ミーティングは８月29日に静岡県のイエティ駐車場で開催を予定されていたが、こちらは10月初旬への延期が決定した。現状では10月3日（日）での開催を予定しているが、これもあくまで調整中。宣言が延期されたら、再度の見直しが迫られる様子。
絶版車ファンにとっては動向が気になるところだが、この状況下では致し方のないところ。静かに推移を見守りたい。
そして栃木では、9月12日（日）に開催を予定していた旧栃2021も開催が延期に。
代替日は11月28日（日）を予定。開催地は同じく栃木県那須塩原市のつくるまサーキットで、リストバンドなどをすでに購入されている方は、そのまま使用が可能となる。日時が大きく変わるため、主催者側では相談についても受け付けてくれるそうだ。
秋口は特に各種イベントが目白押しとなる。それだけに主催者側も参加者もスケジュール調整は難しくなるが、こればかりは誰が悪いということではない。互いの身を案じて行う苦渋の決断なのは間違いないところ。こういう時こそ一致団結をして、この苦難を乗り切りたいものだ。
※その他詳細につきましては下記もしくはホームページをご覧ください。
▼富士絶版ミーティング
▼旧栃2021
執筆者：i-Q JAPAN編集部