コロナ禍が“開けた”といっても過言ではないくらい一気に感染拡大に歯止めがかかった昨今だが、そのタイミングで一気に増加しているのが「暴走族の逮捕情報」だ。
そもそもの絶対数が違うのか、神奈川や大坂、九州からの報道が多いような印象もあるが、かなり全国的に、そして同時多発的に逮捕情報が公表され続けている。
これは年末にかけての“初日の出暴走”を警戒したものだという見方もあるが、そもそも元日に富士急ハイランド駐車場を目指す暴走族など“今は昔”。それでも「ないよりはいい、抑止力」ということなのか。
そして、またも九州で少年らが暴走行為の疑いで逮捕された。
2021年5月、福岡県宗像市や福津市をバイクで集団暴走した疑いで、少年17人が逮捕された。
警察によると、
❝摘発された少年らは同じ高校など4つのグループの集まりで、このうち1人が、福岡タワーまで走る「ナイトツーリング」のイベントを知って、ほかの少年に呼びかけました。
警察の調べに対し、「全員がノリノリでイベントに参加した」などと容疑を認めているということです。❞
旧車會でも時おり開催されている“ナイツー”ことナイトツーリングだが、旧車會は基本的に交通ルールを守って走ってるので行政上の問題はない。
ただこれが、法規を無視した走りとなると、どうしても行政処分の対象になる。
今回、逮捕された少年たちのバイクを見ても、そのほとんどが50㏄のバイクで、しかもチームとして走っていたわけではなさそうだ。
正直、今のご時世『暴走行為を行う』のは割に合わない行為だ。かなりの確率で逮捕に至る、その後の免許取得にも影響が出る、高校生なら何らかの処分が下されることも大いにあるだろう。
それでも、そのリスクを冒してでも走る理由があるのか。もう一度、よく考えてほしい。
チームの看板を背負っていたり、地元を背負っていたりすれば、走らざるを得ないケースもあるだろう。そこで必要なのは“覚悟”だ。
決して応援も認めるものでもないが、法に背く行為を行っているのだから、中途半端な気持ちで逮捕となったら、絶対に後悔する。愉快なだけでは済まされないし、そうなる確率は昭和や平成の時代よりもはるかに高くなっている。
ふざけ半分で真似事をするくらいなら、やり方はいくらでもあるはず。
どうしてもソレをやらなければならないのか。どうしてもやりたいことなのか。バイクに跨るときには、そんなことも考えてみてほしい。
▼ニュース映像はこちら
\旧車會 族車バイク買取・高額査定ランキング/
「旧車會 族車バイクを高く売りたいけど、どこに売ればいいのか分からない!」とお悩みではないだろうか?
近年空前の旧車ブームにより、バイクそのものの価値が上がっているため、何も知らずに売却すると買い叩かれてしまう可能性がある。
そうならない為にも、長年旧車會や族車に携わってきたi-Q JAPANが旧車會 族車バイク買取・高額査定のおすすめランキングを紹介しよう!