旧車會のバイクの特徴のひとつに、「大人の感性で仕上げた族車」といった側面がある。たとえば反射テープや蓄光塗装を使った外装などはその典型だろう。ファイヤーパターンのアウトラインにテープを埋め込んで塗装する発想は、未成年にはできないものだ。
その反対に、「少年の発想を大人の財力で仕上げた族車」というパターンもある。
ルックスは完全に昭和・平成の族車でも、仕上がりの精度が当時とは段違い、というヤツだ。
こちらのバブなどは、まさにそのパターン。使用している塗料がピンク・水色・黄色・赤・ライムグリーン・すみれ色そして白と、計7色! それがラメでもキャンディでもなく、ソリッドカラーというのがポイント。これは大人が手を出しにくい塗装だが、大人が金と時間を惜しまなければココまでの仕上がりになるのだ。
そして大人を感じさせるパーツのひとつがチンチラ張りの3段シート! もちろん、当時の十代も愛用したアイテムだが、天候に左右されるため数は極めて少なかった。
そんなチンチラ張りを普段使いする余裕。これぞ大人!
フルカウルのステージも、チンチラ張り。スクリーンにはマーカーでデザインした流れ星と、地元・茨城で開催された万博、つくばEXPO85のイメージキャラクター、コスモ星丸のステッカーが。昭和の歴史をスクリーンに残しているのがやっぱり大人!
さらに気になるポイントは、タコメーターに貼られた明菜ちゃんのシール。特にコーティングもしていない紙のシールは、当時のアイドル雑誌『明星』の折込付録から使用したもの。メタル加工のステッカーではなくシールというのが趣深い。
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