【ホーク2】バブらしさと純正は似て非なるものだとわかる件について

2020/11/06

COLUMN

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ホークの良さを感じさせるのと、純正のまま形を崩さないでいることは、決してイコールではない。なんだか難しいことを言っているようだが、このバブを見たら、その意味がわかるハズだ。


ホークと名の付くバイクに共通しているのがコムスターホイール。このアルミ製のホイールは、スズキがGSなどで採用し始めたキャストホイールとは真逆の方向性で、生産性を最重視した結果の産物だった。

やがてそれはCBXやVTなどのブーメランコムスターに継承されていくわけだが、作り手側の思惑はともかく、唯一無二のバブを象徴するアイコンのひとつとなった。




スーパーホークの時代になって“裏コム”が登場するに至ったが、それでもやはりコムスターホールであることに変わりはない。

そんななか、唯一コムスターではなくスポークホイールだったのが、CB250Tの初期。いわゆる“やかんタンク”“ラッパライン”のバブだけは、ホイールが違っていたのだ。




そしてこちらのバブ。シングルディスクのコムスターホールにラッパラインの外装という、実際にはない取り合わせの外装を身につけてはいる。

ただ、バブの象徴でもあるコムスターと、歴代のバブのなかでももっともポピュラーなラッパラインを組み合わせることで、バブらしさはひと際強調されているように感じられる。リアルなバブよりバブらしい。




その証拠に、純正色の強さを感じさせながらも、アップハンにメガホンマフラー、サイドカバーにマルゾッキのリアサス、サンパチのキンタマテールと、要所にはかなり手が加えられていることが分かる。

純正のホークらしさを表現しつつ、しっかりカスタムするという、両極端の方向性を上手に融合。実はなかなか手の込んだことをしている。




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