旧車會の単車のいいところはカラーリングの多彩さ。王道の純正やソリッドカラー仕様はもちろんだが、自分の個性を出すべくキャラクターやカラーリングでこだわりを見せることもできるのが楽しく、単車のチューンで最も時間を割くところかもしれない。
そんなカラーリングの中でも群を抜いたインパクトを誇るのがこちらのホークⅡ。誰も一度見たら忘れないであろう和柄テイストなホークⅡを見てみよう。
タンクに般若が描かれた激シブな和柄仕様。般若の他にはすっかりと色づいている紅葉も添えるなど、季節感を感じる仕上がりに。ちなみにロケットカウルの位置はたげおさんが最もこだわったところで、いい具合の位置にセットされた。
タンクの塗装を別角度から。センター部分には「南無阿弥陀仏」と記されているが、文字もラインと同じ塗装が施されるなど芸が細かい。
真っ赤に塗られたマフラーはダンガーニ管を選択。吐きの音が良く、音のキレもいいことで根強い支持を集めている。
長めの三段シートはピンと屹立した形に。ここにもタンク同様、「南無阿弥陀仏」の表記が。そしてその上にはナックルラインのチームステッカーも貼った。
やや絞った感じのするハンドルは不明とのこと。カウルを低めに付けたことで走行時の視認性はかなり高いはずだ。
なんといっても般若や紅葉が描かれた和柄塗装がインパクト抜群。それに負けないようにと眺めの三段シートやロケットカウルなど、インパクトのあるパーツを組み合わせた点が秀逸。一度見たら忘れないであろう記憶に残る1台だ。