イベント会場に並んでいたバイクのなかでも、かなり旧車會仕様に寄ったCBX。ピヨピヨ付きのマーシャルにドッカン風防のスタイルは、絶版旧車イベントの開場でも異彩を放っていた。
銀ラメベースの外装にファイヤーパターンは存在感のあるタイプ。そしてそのファイヤーパターンの縁どりが、反射になっている。
ファイヤーや日章の縁どりに反射テープを使った外装はこの数年のトレンドでもあるが、いかにも“縁どりが反射です”という仕様ではなく、そのままの状態でも外装として成立しているのがオシャレ。
キャンディーカラーの紫は日の当たり具合によって濃度が違って見えるので、グラデーションが効いているようにも見える。そして、プレスラインによって自然と日の当たり方が変わるため、むしろ晴れた日の方が濃淡があるようにも見える。
そこまで意識しているかは分からないが、偶然の産物だとしても、これは面白い仕掛けではないだろうか。
マフラーはキャンディ―ライフのエクセル管。日進月歩の進化を遂げるマフラーのなかでも名品と謳われるうちの1本。アクセルには軽スロも装着していて、コールに対する意識の高さも感じさせる仕様となっている。
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