2020年は、恒例のサーキットイベントが次々と中止になるなど、新型コロナの猛威に翻弄させられ続けた1年だった。
これもひとつの天災と考えたら、今はジッと耐え忍ぶとき。それは分かっているものの、この閉塞感はなんとかならないものか……。
普段はあまり本気にならない我々i-Q JAPANスタッフも、この緊急事態にあたっては本気で方向性についての会議を重ねた。
なぜか。本気(マジ)だからだ。
怒璃瑠「i-Q JAPANが主催でイベントを開催してみるのは?」
編集長「いや、それができなくてみんな難儀してるワケでしょ。それをウチがやるのは無理があるよ」
?「じゃあ、日向坂46とコラボするっていうのはどうでシュかね? 今ちょー勢いあるし、一度本人たちと会っておきたいでござる」
編集長「……ってか、お前誰だっけ?」
ムキ田「ムキ田でござるよ編集長氏! やだなーもー! わシュれないでくれっつうの! ペナルティでござるよ?」
編集長「へえ~オマエがオレに?♥ 公共の場では使っちゃいけない言葉で罵倒するよ?♥」
ムキ田「……ブラック企業でござるな(ボソッ)」
編集長「あ、そういえばムキ田、年末の有馬記念、当たったって言ってなかったっけ?」
ムキ田「ぐふぅ。聞いていただけますか編集長氏? メスが5匹出てたから、メスの組み合わせだけ買ったんでござるよ。拙者に必要なのはメスだけ! メス最高でしゅぅう! ぎゅふぅぅぅぅぅ」
編集長「あー気持ちわりぃ~♥ で、どのくらいになった?」
ムキ田「36歳独身貴族を満喫中でごじゃりましゅ!」
編集長「バカ! オマエの歳なんか聞いてねぇんだよ! 配当がいくらになったか聞いてんの!」
ムキ田「……それは……30万ほどでしゅけどね、聞いてくだされ編集長! この30万円は『てんスラ』すなわち『転生したらスライムだった件』のミリムたんにすべて捧げると誓っておりましてでシュなぁ」
編集長「へぇ……(急にノートパソコンを開いてカタカタ何かを打ち始めながら)30万は持ってるのね」
ムキ田「あぁ~。なんかイヤな予感しかしない! 拙者とミリムたんと仲を引き裂くつもりでござるな、この悪魔めぇ~!」
編集長 「よし落札!」
ムキ田「へ?」
編集長「いまバイクを一台落札したから。これ読者プレゼントにするからムキ田払っておいてな。ちなみにこれ、大マジだから」
ムキ田「ななななな、なにを唐突におっしゃいまシュか編集長氏ィ! 拙者の財産で勝手に落札など許されないでござる!」
編集長「……オマエ、なんだか知らんキャラの等身大フィギュアをどーしても買いたいからって、俺からカネ借りたよな? あれいつだっけ?」
ムキ田「思い返せば2018年のこと」
編集長「いくら借りたか覚えてるか?」
ムキ田「2マン7セン、いや6セン……」
編集長「50万だよ!」
ムキ田「え、えぇ~! 暴利! 暴利でござるよ編集長氏ぃ~!」
編集長「オマエ、マジでふざけんなよ? 50万貸してくれなかったら新宿2丁目で夜のバイト始めるとかワケのわかんないこといって無理矢理オレから50万円奪い取ったじゃねぇか!」
ムキ田「……不徳の致すところでござる」
編集長「ないところからは取れないと思って黙ってたけど、30万は返してもらう。その30万円を支払に使ってもらうだけだからな」
ムキ田「む、むぅう」
編集長「このバイクで、旧車會盛り上げ企画をやろう! 旧車バイク無料のプレゼントだったら、喜んでくれる人もいるよね」
長めの寸劇だと思って眺めていたアナタ。これ、冗談だと思ってます?
ジョーダンじゃないんです、本気(マジ)なんです!
i-Q JAPAN、やります!
旧車會盛り上げドリーム企画
旧車バイク丸ごと1台プレゼント
やります!
プレゼントだから当然無料! お代は頂戴いたしません。
閉塞感を打ち破りたい思いは、当然誰もが同じはず。
とはいえ、これだけ経済が停滞している状況で、誰もが行動を起こせる状況にないのもまた、事実でしょう。
i-Q JAPANは旧車バイクと旧車會に支えられて、育てていただいたサイト。プレゼント企画ひとつで恩返しになるとは考えてないが、本当に“せめてもの”恩返しとして、今回の企画立ち上げに至った次第です。
一人でも多くの方が、旧車バイクで笑顔になれるように。i-Q JAPANがそのためにできることを、できる範囲でやらせていただきます!
応募方法や車種は、順次ご報告。ちなみに、ちゃんと旧車です。イベント会場でもよく見かける車種です。名前も知らないアメリカンを押し付けるようなマネはしませんから、ご安心を。
旧車バイクに興味はあるけど懐事情で買えなかった、今まで現行車に乗ってたけど乗り換えてみたい、そんな方は特に要注目!
まずは次回の報告をお待ちください。
見逃し厳禁!
執筆者:i-Q JAPAN編集部