“旧車の花形”としても名高いホンダ CBX。販売当初から人気が高く、暴走族などではおなじみのバイクだったため、旧車會の世界では当時の純正仕様にチューンして乗る人が多い。
そんなCBXのカラーリングと言えば、Ⅰ型とⅡ型で好みがわかれるところ。タンクに入るラインの数で見分けられるが、ラインの本数や色合いが異なるためどちらにも根強いファンがいるが……瀬部麗心愚に所属しているNaoさんのCBX550のチューン例を見てみよう。
全体写真を見てもわかる通り、NaoさんのCBX550はⅠ型の純正仕様を基調としたチューン。それだけにホイールも当時モノの純正仕様。アンダーカウルには「Beet Racing」のロゴが。
マフラーには本多エンデュランス管をセット。太めのマフラーなので存在感がグッと増す。
タックロールには欠かせないタンデムバーもしっかりと備えてある。
センハンをチョイス。自分好みのハンドル位置に調整して運転のしやすさが大きくアップした。
まるで発売当時の1980年代にタイムスリップしたかのような雰囲気を醸し出してくれたCBX550。サーキットなどで見かけると、当時のことを思い出すユーザーも多いことだろう。