先月の7月27日、福岡県久留米市の少年9人が道路交通法違反の疑いで摘発されたと報道された。
今回の摘発は2017年度久留米市で開かれた筑後川花火大会のあとに、バイクなどで暴走行為をしたということ。
まずはニュースの概要をご覧ください!
❝2017年、福岡県久留米市で開かれた筑後川花火大会のあとに、バイクなどで暴走行為をした当時16歳の少年を含む9人が摘発されました。
福岡県警が2017年8月5日に撮影した動画には、筑後川花火大会のあと、花火を打ち上げながらバイクで交差点を旋回する少年たちが写っています。
道路交通法違反の疑いで摘発されたのは、久留米市の少年など当時16歳から20歳までの9人です。
警察によりますと9人は、2017年8月6日の午前1時過ぎ、久留米市の上津バイパスや国道の交差点で、バイクなど6台に乗り共同で危険な運転をした疑いです。
少年らは深夜徘徊で知り合った仲間で、警察の調べに対しリーダー格の少年は「暴走行為を卒業しようと最後に派手なことをしたかった」と話しているということです。❞
約1年越しの摘発!!
ニュースによると暴走行為があったのは2017年8月6日、そして今回摘発となったのは2018年7月27日となっている。
約1年越しによる摘発となった模様。
こうした動画撮影による摘発は実に現代的と言えるだろう。
現行犯でなくても逮捕されることは、もはや珍しいことではなくなっている。
これは推測の域を出ないのだが、花火大会といえば、その地域にとっては最大級のイベントのはず。そうであれば、毎年この花火大会の日に引退するのが、チームの決まりごとになっていたんじゃないだろうか。
もし仮にそうだとしたら、この日に集団暴走が発生するであろうことも、その暴走が引退集会であることも、当局は把握していたはずだ。
時代が違うといってしまえばそれまでだが、引退集会は“お目こぼし”も多かったと聞く。それが引退から1年も経ってからの逮捕劇。大体は18歳の夏に引退だから、高校に行っていたら社会人1年生の夏に、突然逮捕されたことになろう。
さあ、いよいよ社会のルールのなかで生きていこう、という時期に、過去の清算を迫られたわけだ。ひとつでもバツが付いたら社会から排除されがち、という面もまた、現代的だ。それとも「現役では思う存分走らせてやったのだから、代償はしっかり払ってもらう」ということだろうか?
いずれにしても、彼らが逮捕された理由は道路交通法違反であり、それ相応の処罰が待っているはず。
これも男を磨く修業と思って、しっかりと罪は償ってほしいものだ。
それにしても、引退集会の一年後に逮捕は、やはり少々むごいきがしてしまうなぁ・・・。
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参照元:テレビ西日本
執筆者:i-Q JAPAN編集部