ホークといえば旧車會でも人気のバイクで、70年代のホンダを支えた大名車。日本国内だけでなく、海外でも様々な国でライセンス販売されていた、ワールドワイドに評価の高いバイクだった。
そんなホークの復活が、決まった。
当時は250ccのホーク、400㏄のホークⅡ、ホークⅢ&スーパーホークⅢとあったが、今回発売されるのは「ホーク11」。4から10はどうした! というツッコミもありそうだが、おそらくホークⅡの「Ⅱ」に寄せたものだと思われる。
元々、ホンダというメーカーには「過去は振り返らない」という企業理念があった。常に前だけを見据えて、いくら過去にヒットしたマシンがあってもリバイバルなどで再発はしない、という不文律があったのだ。
だからCBX400Fが再販された際に大きな話題となったのは、「あのホンダが企業理念を曲げてまで……」という部分も、大きなポイントとなった。
平成に入ってからはジェイドやヨンフォアなど、「売れるものを作る」方向へ舵を切ったわけだが、それ自体は決して悪いことではなく、むしろ企業としては正統な判断だったようにも思われる。
そしてホーク11だが、XJに対するXJRのような立ち位置のバイク……ではなく、1100ccの大型バイクだった……。
よくよく考えてみれば新車のキャブ車はすでに絶滅していて、国内を優先した400㏄のバイク開発も難しくなっているのが現状。スーフォアですら延命が危ぶまれているなかで、単純なホークのリメイクなど、夢のまた夢であった。これなら、高騰気味のホークの中古車価格に影響することはなさそうだ……。
ただ、元祖ホークと同じ2気筒で、カフェスタイルという点を鑑みると、ホークに乗っていた、かつて若者だったリターンライダーに、再度ホークに乗ってもらおう、ということなのだろう。バイク自体は、なかなか味のあるオジサン好みのスタイルに仕上がっている。
ただ、こちらのホークを「バブ」と呼ぶことはなさそうだ。
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