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【遠出する時は】「覆面パトカー」に気をつけろ! 「走り方」「ルーフ穴」など特徴をチェック!【マジ用心】

お盆も過ぎて、ほんのりと秋の気配が感じられてきているこの頃。

いよいよ走りやすくなって、海へ山へカッ飛ばしてバイクでの走りを満喫したいシーズンが訪れるけど、やはり気をつけたいのは交通安全。そしてさらに気をつけたいのは、覆面パトカー

バイクのマニューバーや周りの景色に気を取られて、思わず追い抜いたセダンが「左によれ」と豹変しやがった!という事態は避けたいところ。

そこで改めて、覆面パトカーについていろいろと調べてみた。覆面パトカーについて理解を深める一助となれば幸いだ。

覆面パトカーの車種と傾向

 


 

覆面パトカーとは、一般的なパトカーと異なり、外観が普通の車とほとんど変わらない警察車両のこと。

だから一般市民や違反者からは見分けがつきにくいワケだが、近年の覆面パトカーの車種は多種多様になってきている。そのなかでも特に人気のある(?)モデルは以下の通り。

覆面パトカー人気車種はコレ!

トヨタ「クラウン」
 
日産「スカイライン」
 
ホンダ「レジェンド」
 
マツダ「アテンザ」
 
スバル「レヴォーグ」

これらの車種は、性能が高く、かつ見た目が普通の車とほとんど変わらないため、覆面パトカーとして採用されることが多い。また、これらの車種は全国的に広く使用されているので、車種だけで見分けるのは難しくなってきているのだ。

ただ、トヨタ「クラウン」の中でも、先代(15代目)の「クラウン」先々代の「クラウン アスリート」現在の主流なので、これらを警戒するに越したことはなさそう。

また、地域によって使用される覆面パトカーには若干の違いがあるのも参考にしたい。

都市部(東京、大阪、名古屋など)


高速道路や幹線道路での取り締まりが多いため、クラウンスカイラインなどの高性能セダンが多く使用される

地方都市


高速道路だけでなく一般道でも取り締まりを行うため、アテンザレヴォーグなどの万能型車両が多い

山間部や過疎地


路面状況が厳しいため、四輪駆動車(4WD)やSUVが選ばれることが多い。新潟県警の日産「エクストレイル」(先々代)や埼玉県警のスバル「WRX」など

 

覆面パトカーの見分け方

覆面パトカーを見分ける方法はいくつかあるが、以下のポイントに注目すると、覆面パトカーであるかどうかをある程度判別することが可能なので覚えておこう。

 

1. アンテナの数


一番分かりやすいポイント。警察無線の機材などを搭載している関係上、通常の車に比べて多くのアンテナが取り付けられていることが多い。またそれに繋がっている配線も目立つようなら、距離を置こう

 

2. ルーフの穴


クルマに比べてバイクから確認しやすいのが、ルーフ。そこに赤色灯が飛び出てきそうな四角い穴があったら、警戒MAXにするべし。ほぼ間違いなく覆面パトカーだから!

 

3. 内装とドライバー


わざわざ車内チェックする機会はほとんどないだろうが、運転席や助手席に警察無線やその他の装置が設置されている場合がある。また茶髪・金髪の警察官はいないので、ドライバーがこれ系なら覆面パトカーの可能性はグッと低くなる。

ただし、いわゆる「公安警察」などに代表される特殊な公務員は除く。彼らの中には金髪ヒゲをたくわえた破天荒な人物も存在するからだ

 

5. ナンバープレート


かつては特定のナンバープレートが多い傾向があったが、最近ではごく一般のナンバープレートも使用されるため、これだけでは判断が難しくなっている

ただクルマ雑誌やネット「覆面パトカーのナンバー一覧」なる情報もあるので、走る地域にあわせて事前にチェックしておくのも無駄ではないだろう(管轄の地元ナンバーになってる覆面パトカーが圧倒的多数だから)。

 

6. 車の挙動


コレも分かりやすいポイント。覆面パトカーは通常の車よりも慎重かつ規則正しい「法令遵守運転」をしていることが多い。

制限速度をぴったり守って走行することはもちろん、高速道路などで複数の車線がある場合は、必ずルールに従って左側車線を走行している。「なんかチンタラ走ってるやつがいるな〜」と煽るのは禁物だぞ!

 

まとめ

覆面パトカーは、交通事故の防止や交通違反の取り締まりに大きな役割を果たしている。

覆面パトカーがどこかにいる、という事実だけで、スピード違反や危険運転の取り締まりに効果的であり、これにより事故の発生を抑えることができる。

また、犯罪者が警察車両を認識しにくいため、尾行や潜入捜査がスムーズに行える。これにより、犯人の逮捕や犯罪の未然防止に寄与するなど、犯罪捜査においても重要な役割を果たしている。

このように覆面パトカーは、その見た目からは想像できないほど多くの役割を持ち、日々の交通安全や犯罪防止に貢献しているのだ。

またわれわれライダー側からしても、車種や見分け方についての知識を持つことで、自身の安全運転意識も高まる、という効果もある。そして常に安全運転を心がけ、交通ルールを守ることで、よりいっそう交通安全が守られるってワケだ。

前回記事も夜露死苦!

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