今や年間を通じての一大イベントとして認識されている、ハロウィン。さすにがコロナ禍が深刻化していた2020年は街も大人しかったが、今年はまたまた「コスプレの日」として機能していた。
街に出る理由のひとつとしてハロウィンは大きな意味を持つイベントだが、人が集まる場所にはバイクも集まってくる。
石川県警指導課と金沢中署は、暴走に関与した共同危険行為の疑いがある少年数人の家宅捜索を行って、走行に使用したバイク7台を押収した。
県警はこの車両の所有者や運転したとみられる少年を任意で調べて、今後容疑が固まり次第、書類送検する運びだ。
❝少年らは10月30日夜、金沢市片町2丁目の国道157号やその周辺で、信号無視や蛇行運転を行い、ほかの車両の通行を妨げた疑いが持たれている。県警によると、周囲の目撃情報や暴走するバイクの映像などから、関与したとみられる車両を割り出した。県警は14日朝、複数の関係先を家宅捜索し、バイクを押収した。❞
片町といえば、北陸でも有数の歓楽街。ただでさえ人が集まる場所で、翌日がハロウィン、そしてこの日は衆院選の投票日で、選挙活動の打ち上げをする候補者の前を爆音で通り過ぎる姿が選挙特番のテレビカメラに映り込んでいたりもしたという。
実は石川県には、今や暴走族はひとつも存在していないそうだ。
正確には「看板を掲げているチームが無い」とかで、石川県で共同危険行為での摘発は2017年以来、実に4年ぶりのことだという。
バイクだけ見たら、仕上げに手がかかった車両が多い。ライトが付いていないという大問題があった車両もあるようだが、旧車會メディアとしてはちゃんと免許を取得し、ヘルメットを被って法令を護って走ればいいのにな、と思ってしまう。
ただ、それでは十代のフラストレーションは解消されないのだろう。そして十代の暴走行為が報道され、押収されたバイクの映像が流れた際に原付が写されてていないケースは、意外と珍しい。
やはり漫画の影響などもあったのだろうが、十代による中型バイクへの注目度が高まっているのは感じられる。
今回の暴走で、免許がなくなる可能性もあるだろう。5年間は再取得できない。それでもこれだけのバイクに乗っているのだから、改めてカスタムバイクの舞台にあがってきてほしい。
しっかりと罪を償う上でのモチベーションにしてくれたら幸いだ。
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