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【コルク狩り】東京の下町でまたも!注意に従わない少年2人に地元グループが制裁で検挙される

これは何度目の事件だろうか? またも東京都北区でコルク狩りの被害が報道された。この問題、意外と根が深そうで・・・

定期的に発生する「コルク狩り」が、またもやニュースとして報じられた。

縄張りを荒らされたと因縁をつけて少年2人に暴行したとして、警視庁少年事件課は23日、東京都内の通信制高校に通う16~17歳の男子生徒2人と都立高校1年生の男子生徒(15)の計3人を傷害などの疑いで逮捕したと発表した。3人は北区と足立区の一部を拠点にする非行グループのメンバー。「コルク半」と呼ばれる野球帽型のヘルメットを着用し、他の地域からバイクで訪れた少年2人を狙ったという。

毎日新聞より引用


2020年の12月13日に足立区と葛飾区から北区に訪れていた少年2人に対し頭突きなどの暴行を加え、鼻骨骨折などの重軽傷を負わせた容疑による逮捕だとか。

危害を加えた少年3人はいずれも「王子喧嘩会」と称するグループのメンバーで、同年11月にも被害少年の2名に遭遇。その際に「次はないよ」と忠告したが聞き入れられなかったため、「なめられている」と判断。「喧嘩上等という意味だと」理解し、犯行に及んだという。3人は容疑を認めている。

※画像はイメージです

まず、大前提として暴力はよくない。そしてこれを認めるものでも、奨励するものでもない。法を犯した人間は法の定める罰を受けてしかるべきで、法が定める贖罪の責任を負う必要がある。

その上で敢えて言わせていただくとしたら、これは加害者側に一方的な非があるとは考えにくい事件に思えてならない。

そもそも、最初にバッティングした際には相手に対して注意喚起の警告を行っている。

その上で「二度目はないよ」と、諭しているわけだ。

それを認識したうえで、再度同じ場所に出向くのだから、地元の側が面白く思わないのは当然だろう。

なにより、被害者自身がこの事態をまったく想定していなかったとは、到底考えにくい。「コルク半」とはどういう意味があって着用するのか、知らないはずがないのだ。

ちゃんと理解したうえでコルク半をかぶるリスクを犯し、そのリスクが現実となったのだから、想定の範囲内の出来事だったのではなかろうか。


とはいえ、これもあくまで推測の域を出ない話。被害を受けた少年たちに、そうせざるを得ない特殊な事情があったケースも考えられる。

ただ、もしこれが絶対的な上下関係による強要などではなく、自身の意思であったとしたら、ずいぶんと陳腐な話になってしまうが。

いずれにしても想像の域を出ないので一概に「どちらがどう」という話もできないが、もっと違う解決手段もあったのではないだろうか?

▼コルク半狩りのNEWS動画はこちら

参照元:毎日新聞

参照元:TBS NEWS

執筆者:i-Q JAPAN編集部

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