純正には純正の良さがある。そもそも、純正外装は世界レベルの大企業が凄腕デザイナーにオファーをかけて製作されたデザインなワケで、外装の形状に一番合うと思われるデザインとカラーリングが為されているはず。「外装の仕様変更は劣化に他ならない」と公言してはばからないバイク乗りもいる。それが正解とも言えないが、こだわって純正外装をキープしているバイク乗りの気持ちも、分からないではない。
そんな類いのCBXかなぁ、と思って見ていたらトンでもなかった。前後のホイールが“六芒(ぼう)星”デザイン、そしてエンジンも明らかにCBXのそれではない、CBR仕様のCBXだった。
危うく見逃すところだった!
逆のケースは度々あって、前後のホイールにブーメランコムスターを換装したCBRは、こうしたイベントに参加すれば何台かは見ることがある。
しかし、その逆は滅多に見ることがない。
しかもフロントフェンダーはCBRとの相性がよいBEETのシャークエアロを装着し、ボトムケースにはSHOWAのステッカー。システムまでそのまま使用できるかどうかは不明も、こうした細部もCBRを受け継ぐことで、より深みのある仕様となっている。
ひと口に遊び心といっても、楽しみ方はまだまだあると教えてくれるような仕様だ。
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