並んだ2台のGSは、どちらも純正カラーのEライン。車体と同様にEラインを加えたフルカウルを装着している点も同じだ。
異なる車種を同じ外装塗装で揃えたり、逆に同じ車種で塗装の雰囲気だけ合わせている『兄弟車』というカスタム手法があるが、こちらの2台はまさにその手法で仕上げられたバイク。
ただ、ちょっと違うのはこちらの2台のGSのオーナーはご夫婦。兄弟というより『夫婦車』という関係だ。
「長く乗れる飽きが来ないデザインに」など、基本的なコンセプトはお二人で話し合いながら、個々のパーツについてはそれぞれの好みを尊重しつつ仕上げていったそうだ。
2台揃って純正カラーのGS、というパターンは本当に少ないので、旧車會イベントやツーリングでは逆に目を引く存在に。さらに、三段シートをタックロールに載せ替えれば近所に買い物に出掛ける際の足にも使えるというメリットもあるとか。
そのあたりは、夫婦ならではの感覚だろう。
バランスの良さを特に心がけて仕上げたという旦那様・JaiさんのGSは、カウルと三段シートの高さまで計算された神奈川仕様を思わせる仕上げ。
ホイールはBEETのキャスト、マフラーは三協オート製・トキオパワー管で、レース用スイングアームなど足回りの強化もしっかりと行われている。
対する奥様・93ちんさんのGSは純正メタリックマルーンのGS400E。旦那さんのGSがイノウエのフルカウルに対して、こちらはコミネのフルカウル。ヘッドライトもフォグではなくクリアを使うという対比を見せている。
対比になっているのはそれだけではなく、ホイールはHリムのスポーク、マフラーはWING管、そしてテールカウルは純正ではなくZ2テールをそれぞれ装着している。
対比、ということではなく好みの問題かもしれないが、その好みがここまではっきり分かれているのが面白い。
そしてお二人はGSだけではなく他にも共有しているバイクもあるとか。ほかのバイクがどんな仕様になっているのかもまた、気になるところだ。
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