2台を1回で紹介するのがもったいないくらい、かなりレベルが高いスズキのGS400とGT380のコンビ。一台でもカッコいいバイクが2台セットでちょっとずつ印象を変えながら全体的には同じコンセプトで仕上げているのがスゴい!
まず紹介するのはGS。どっかん風防にラメを吹いた“のの字”外装という、心得た仕様がまず素敵すぎる。黄ばんだシールドに垂れのつっぱり具合もシブい。
ホイールは前後ともセブンスターキャストを履かせて、ダブルのフローティングディスクにブレンボのキャリパーを装着。二面のトンガリフェンダーは後部カットと、GSとの付き合いの歴を感じさせる。
フレームは深みのある赤、さらにエンジンは鮮やかさのある赤で塗装。
トーンが違う2つの赤を使うことで車両の重厚感が増している。
そこから伸びる集合マフラーもつや消しのハス切りと、寸分の隙も無い。
さらにはレース用強化スイングアームにオーリンズのサスと、走りを考慮したカスタムも充実。アップハンの絞り具合といい、三段シートとのバランスといい、これぞ神奈川仕様といった仕上がりになっている。
そして、同様のラメ地に“のの字”外装を施しているのがこちらのサンパチ。
外装のデザインやカラー、エンジンの仕様やセブンスターキャストの装着など、GSとのシンクロ率の高さを感じさせるポイントは多い。
とはいえ、完コピではなくしっかりと個性も発揮。
一番の違いはイノウエのフルカウルを装着していることだが、サンパチながらフロントフォークはGフォアのダブルアンチを、サイドのアルフィンカバーはKINGをそれぞれ装着するなど違いはクッキリ。
さらには年季を感じる集合管やオーリンズのリアサス、車体のオレンジに合わせたツートンの三段シートなど、オリジナリティとサンパチらしさを感じさせるパーツは随所に見られる。
この2台がセットで走っているのは、もはや脅威。実はご夫婦で乗っているというから恐れ入る。神奈川のプライドを存分に見せつけているといっていいだろう。
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