昭和の暴走族といえば単車もしくは四輪がつきもの。マシンあっての暴走族かと思いきや、ネットで「徒歩暴走族」なる言葉を発見。?????? これは一体なんなのだろうか。今回とても興味深い記事をみつけたので紹介していきたいと思う。
・暴走族との違い
徒歩暴走族って一体なんだろう?? 単車や車なしで暴走行為になることなんてあるのだろうか。今回紹介していく徒歩暴走族なのだが、実は意外と知られた存在らしく、とある夏祭りの看板に「徒歩暴走族立ち入り禁止」と表記されていた。
ん?? 徒歩暴走族って??
その夜は遭遇することはなかったので、まだどんなことをしているのか謎のままだ。
・単車や車を使用せず、徒歩で街を徘徊する若者たち。
まとめサイトにはこう書いていた。大声を出したり、花火に火をつけて練り歩いたりという危険行為もするらしい。かなりヤバめな集団だ。
発祥は北海道との説が有力で、冬には路面凍結で単車や車に乗れず暴走できないため徒歩になったそうだ。気持ちはすごい分かる気がする。私は温かいところで育ったので車に乗れないほど雪が降るなど一度もなかったが、やはり北の方では乗れない時期があるのか。
一方、豪雪地帯以外で見られる場合は、車やバイクを購入する資金はないが、特攻服なら購入できる勢、が始めたそうだ。かなり歳は若いのではないだろうか。
・口によるエンジン音
「バーリバリ、バーリバリ」と口でバイクコールをするらしい。下手をすると普通の暴走族よりある意味恐ろしい。バイクの排気音なら分かるがその音を声で真似するのは危険な香りしかない。特攻服を身につけ、道路に座り込んだり大声を出したり一般市民を威嚇したりと、実際問題かなりヤバい存在のようだ。
祭りでは出来る限り遭遇したくないものだ。
・全国では??
有名なところでは、青森県のねぶた祭りに登場してくる「カラス跳人」。祭りの参加者を跳人と呼ぶのだが、黒い衣装で強引に参加している集団のことを指していて、単純な徒歩暴走族とは主旨が若干異なるが、ニュアンスとしてはだいたい同じ。広島のえびす講に集まる集団も有名だった。
また、兵庫県姫路市の「姫路ゆかたまつり」では開催される前に「徒歩暴走族」を取り締まる合同訓練が行われたそうだ。徒歩暴走族役の警察官が「バリバリ」などと大声をあげながら歩き回り、市職員が口頭などで3度中止命令を出し、従わないことを確認して警察官が徒歩暴走族を取り押さえるといった手順を確認しているようだ。
市がこれほど動いて対策をする徒歩暴走族はそんなにもすごいのだろうか。
ちなみに、「姫路ゆかたまつり」でも、ここ3~4年は徒歩暴走族は姿を見せていないらしい。
これは時代の流れというよりコロナの影響なのだろうが。
▼警察 VS 徒歩暴走族
参照元:Wikipedia