旧車會・暴走族界隈の方々も黙って見過ごせないニュースが飛び込んできた。ナンバープレートの装着方法についての処罰が、より厳格化されるというのだ。
ナンバープレートの装着方法については、2016年の法改正によって「カバーは原則禁止」「折り曲げ禁止」などが明示されていた。
ナンバーの表示角度を自由に変更できる“パタパタ”も、この時期からは使用が禁止されていた。
それが、2021年4月の法改正では、上下左右の角度まで規定される。
ナンバーの向きは必ず横位置で、角度も上に40度、下に15度以上傾けていた場合は、たとえ折り曲げなどしていなくても処罰の対象になる。
現役の暴走族はともかく、車検証も運転免許証も所持している旧車會のバイクの場合、ナンバーが見られて困る理由はあまり無いのだが、見た目があまりよろしくない……という理由で、何かしらの細工をしている単車オーナーさんは少なくない。
本来、この法改正は主に自動車をメインにしたもので、しかも2021年以降に車両登録をした新車が対象なのだが、ナンバーの判別がしにくいと判定された場合には、違反になる場合もある。
判定するのは誰か?
それば当然、現場の警官だ。
これは「外装」「マフラー」に続く取り締まりの対象が「ナンバー」だということの意思表示でもある。
対応策は、今から考えておいたほうがよさそうだ。
執筆者:i-Q JAPAN編集部