コラム

CBXオーナーに聞く【俺の防犯体験記】その2~窃盗団の一味に狙われたらどう対策する?~~

2024年2月13日

現役CBXオーナーにその保管方法と窃盗犯対策を伺うシリーズ連載の第2回。今回のオーナーは、関西在住、オーナー歴10年のSさんだ。
 
 
CBXの盗難が急増中とのニュースが聞かれるようになってきたのはここ数年だが、Sさんは早くから盗難対策に気を使っていて、車両を購入する際にも単車より先に駐車場を探していたほど。
 
 
 
 

「ひと目に付きにくい場所にあることが最優先で、防犯カメラがあることと、貸倉庫に行くまでのルートが複数あることが条件でした。大通りに面している場所や、一本道だと場所が特定されやすいんで」
 
幸い、条件にマッチする貸倉庫を借りることができたので、信頼のおけるショップでⅡ型のCBXを購入したそうだ。
 
もちろん、単車置き場の条件がそろっているからと言って、ほかに何もしなかったわけではない。万が一侵入を許しても、運び出すのに手間取るよう倉庫内のレイアウトを工夫。携帯と連動したGPSも取り付けている。
 
 
 
 

倉庫内のレイアウトはパズルのようになっていて、コツがわかれば割と簡単に出し入れができるのだが、初見ではなかなか攻略できない仕組みになっているのだとか。
 
「最近はみんな置き場には工夫を凝らしているから窃盗の被害は減ってきている気がする。だから“強盗”が出るのかもしれないね」
 
 
 

Sさんも、過去には窃盗団の一味に狙われたことがある。複数の単車に追い掛け回されたことも、原チャリ少年に尾行されたことも一度や二度ではない。最近はそうした行為も減っているというが、それでも常に気は抜かぬよう心がけているそうだ。
 
一番の防犯対策は「存在を知らせないこと」。どこに何があるか、悟られないようにするのが最も効果的なようだ。

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