旧車バイク乗りには、族車としてのバイクが好きでバイクだけをイジりたい人と、当時の“マシン”が好きでどちらもイジりたい人がいる。
両方所有している人の中には自分が乗りたかったマシンに乗る人もいれば、当時の憧れに改めて触れている人と、両方のパターンがあるだろう。バイクと四つ輪のコンビネーションを考える人も、そうでない人もいるだろうが、バイクと四つ輪の時代性が合っていたりすると「かっこいいな」と思える人は少なくないだろう。
このコンビはカワサキのKH400とマツダのサバンナRX-3という、どちらも70年代に人気を博したマシン。そしてケッチは2スト3気筒、RX-3はまだ黎明期だったロータリーエンジンという、どちらも今考えればかなりマニアックなエンジンを搭載したマシンだった。
当時、有力なカワサキ特約店ではオリジナルのカスタマイズを行い、バイクに付加価値をつけて販売するという手法が許されていた。こちらのケッチはそのうちのひとつ「ゴールドスペシャル」を忠実に再現したもので、当時を知る方々にとっては憧れの存在でもあった。
その名の通り、ケッチは外装にはゴールドと黒でグラデーションされた塗装が忠実に再現されている、絶版車カスタムとしてはかなり知られた存在のバイク。
それもそのはず、ケッチやGT380などの3気筒バイクのカスタムや整備をメインに行うショップ・トライスターズの看板車で、ベースはオーナーの松田代表が昭和・平成・令和と時を共に過ごしてきた愛車でもあるバイクだ。
対するサバンナRX-3は令和になってから手に入れたもので、長きにわたる交渉の末に譲り受けた、思い入れのある一台。これを自身でこつこつと仕上げていって、ようやく形になってきた。
サバンナワークスというパーツがあるくらいで、レーシーなカスタムを行うにはオーバーフェンダーを装着するのがポピュラーなのだが、ここはあえての叩き出し。これがかっこいい!
室内にはロールバーを装着。そしてカーステレオのスピーカーはパイオニアのTS-X60。文字部分が光るので新車には装着が認められていないものだが、逆にこのパーツは装着しているだけでも「同好の士」はニコニコ顔になってしまうという逸品だ。
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