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【HAWKについて詳しくなろう】ヤカンにはタヌキとラッパがあるって知ってた!?

2017/12/18

COLUMN

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わかる人には当然のコトだけどわからない人には完全にイミフなバブの話

このサイトをのぞくくらいだったら、さすがに“バブ”の意味くらいはわかるだろう。そう、バブとはホンダのホーク系CBの総称……というか、俗称だ。アクセルを捻ると「バ~ブ~」と鳴ることから、そう呼ばれることになった。

そのバブに“ヤカン”と呼ばれる車種があることもまぁ、よく知られている話。1977年に発売されたCB、HAWKⅡCB400TとHAWK CB250Tの、ド初期のマシンのことだ。タンクが当時のヤカンの形状に似ていたことから付けられた俗称で、今でこそヤカンタンク好きも多いが、当時は本当に人気がなかった。あまりの不人気っぷりから翌78年にはマイナーチェンジが行われたほど(通称“角タン”の登場だ)だった。

といったあたりからようやく本題にはいるのだが、このヤカンタンクの外装ペイントが、掲題の“タヌキ”と“ラッパ”なのだ。タヌキとは、独特な茶色を表現したもので、ラッパ(ライン)はシートに伸びる3本ラインがラッパを3本並べたように見えることからつけられた別称だ。

それにしても、当時の単車乗りはなんと別称を付けたがる人たちだったのだろうか。素直に本名で呼んでやってもよさそうなものだが、そこは愛情の裏返し。仲良しの同級生にあだ名を付けるような感覚だったのだろう。関係の密接さを感じさせる部分でもある。

ところでこのタヌキとラッパだが、タヌキは400Tの、ラッパ(ライン)は250Tの、オリジナル外装。HAWKは、とにかく徹底的なコストダウンが図られた車種で、400も250もTもNも同じフレームに乗ってしまう。そのため、あえて400にラッパ(ライン)を載せたり、逆に250だけどタヌキを載せるといったオーナーも多い。こうしたミックス外装も楽しめるのが、バブの楽しみ方でもあるのだ。

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