最近、ヤンキー漫画がまた盛り上がってるらしい。
そう聞いて、愛旧ジャパンの読者なら当然のごとく『疾風伝説 特攻の拓』や『東京卍リベンジャーズ』を思い浮かべるだろう。あのタイムリープ×不良バトルのブーム、まだ記憶に新しい。
でも、あれだけじゃないんだ。なんと令和になってから、さらに進化したヤンキー漫画が登場してる。
俺も最初は「最近の若いヤツらの趣味だろ?」くらいに思ってた。でも調べてみると、これは旧車會やヤンキー文化を愛する俺らにも刺さる内容なんだよ。
早速、今話題のヤンキー漫画を掘り下げてみるぞ。
タイムリープと家族ドラマが熱い『ナインピークス』
最初に紹介するのは『ナインピークス』だ。
タイムリープで過去に戻った主人公が、なんと自分の父親と同じ高校でヤンキー活動を始めるという話。
え、父親とバチバチやり合うの? と思うかもしれないが、実際は父子の絆を描きつつ、昭和ヤンキーの熱い文化も盛り込まれている。
登場するバイクや改造車もリアルで、旧車會のメンバーなら「お、この車体知ってるぞ」とニヤリとできるはずだ。
特に、主人公とその父親が一緒に街を制圧するシーンは胸アツだ。親子で「伝説」を作るって、ロマンがあるよな。
街を守る不良たちの物語『WIND BREAKER』
続いては『WIND BREAKER』。
偏差値最底辺で喧嘩最強の風鈴高校を舞台に、街を守るために戦うヤンキーたちの話だ。
令和にこんな直球のヤンキー漫画が出るとは、正直驚いた。でも、ただの喧嘩漫画じゃない。友情や街への愛がテーマになっていて、昔ながらの「任侠道」を感じさせるところがグッとくる。
特筆すべきは、喧嘩シーンのリアルさだ。拳の重さが伝わる描写は、「あの頃の血湧き肉躍る感覚」を思い出させてくれる。
ちなみに、アニメ化もされてるから、手軽にチェックできるぞ。
ヤンチャンWeb連載中の話題作『ノライヌ~濱の狂犬~』
ヤンチャンWebで連載中の『ノライヌ~濱の狂犬~』も見逃せない。
タイトルからして強烈だよな。「濱の狂犬」という異名を持つヤンキーが、横浜を舞台に大暴れする物語だ。特に注目すべきは、主人公のキャラがただの不良じゃないところ。行動に信念があって、「一匹狼」ながらも筋の通った喧嘩を繰り広げる。
横浜というロケーションも、昭和の名車が似合う雰囲気を醸し出していて、旧車會好きにはたまらない。これを読んだ後、横浜ツーリングに行きたくなるかもな。
チャンピオンクロスの『エリート』が新たな波を呼ぶ?
そして、最後に紹介するのがチャンピオンクロスで連載中の『エリート』だ。
そのタイトルから想像するような「優等生の物語」ではない。むしろ、主人公はエリート街道から外れた不良だ。この作品では、激烈エピソードをもとにした半自伝的物語が痛快に描かれている。
「ヤンキーのエリート」なんて言葉が似合う主人公だが、その背後にある悩みや葛藤も深い。昭和ヤンキーとはまた違うが、時代を超えた共感ポイントがある作品だ。
昭和のヤンキー漫画との違いは?
昔のヤンキー漫画と言えば、ケンカ、友情、そしてバイクが定番だった。例えば前出の『疾風伝説 特攻の拓』や『ビーバップハイスクール』がその象徴だ。
でも、最近のヤンキー漫画は、タイムリープや家族愛、地域の守護者というテーマが盛り込まれている。これが現代の読者に刺さっている理由だと思う。
ただ、根っこの部分は変わらない。「信念を持って生きる」「仲間を守る」という普遍的なテーマが、ヤンキー漫画を時代を超えて魅力的にしているんだ。
まとめ
令和のヤンキー漫画、正直、俺も最初は「どうせ今風にアレンジされた軽い話だろ」と思ってた。でも、調べてみると、昔ながらの熱さやカッコよさをちゃんと受け継いでいる。それだけじゃなく、新しいテーマや視点を取り入れて進化してるんだよな。
愛旧ジャパンの読者も、バイクに乗る合間にこれらの漫画を読んでみてほしい。きっと「お、これアツいじゃん」と思うはずだ。令和のヤンキー漫画、ぜひチェックしてくれ!