旧来型のチーム名を掲げて走る暴走族にはみな、「覚悟」があった。
もちろん「楽しい」という感覚はあるだろうが、それよりも「ヨソの街にナメられたくない」思いも強かった。だから武装化が進んだのだろうし、決して楽しいだけではないことも分かっていた。
逮捕されるリスク、抗争相手から襲われるリスク、プロ集団に高級外車で跳ね飛ばされるリスクなど、決して楽しいというだけでは済まされない様々な危険が潜んでいるなかで、あえて最終的に逮捕されることも折り込み済みだ。
そこと比べると、リスクに対しての心がけが低いように感じられてならない。
参考記事
サガテレビ
佐賀市の“連続原付暴走” 少年3人逮捕 「暴走行為楽しそう」SNSで予告も 【佐賀県...
先月21日の未明に、佐賀市内で原付バイクの暴走が相次いだ問題で、警察は新たに少年1人を逮捕、2人を再逮捕しました。逮捕されたのは福岡県柳川市のアルバイト従業員の17歳の少年と、佐賀市の17歳と15歳の少年2人の合わせて3人です。3人は先月21日の未明、佐賀市高木瀬町の佐賀北警察署前交差点で原付バイク3台で暴走行為をしたとして道路交通法違反(共同危険行為等の禁止)の疑いが持たれています。...
テレ朝news
交差点で“バイク暴走&消火器噴射”少年逮捕 佐賀
先月21日、佐賀市内で撮影された映像です。エンジン音がけたたましく響き、交差点は白い煙で包まれています。 この煙の原因は、バイクからまき散らされた“消火剤”です。 消火器を噴射しながら、交差点内を旋回する2台のバイク。一般の車両も通行していて、かなり危険な状況です。 バイクに乗っていたのは、14歳の中学生を含む少年たち。写真で確認できるさおのようなものは、振り回して威嚇するために使われていました。 これらの映像などを元に、警察は20日、少年3人を道路交通法違反の疑いで逮捕しました。 調べに対し、3人は...