元暴走族総長が政府主催の
イベント・アンバサダーに
政府が元暴走族総長を認めた!? 政府の活動を広める案内役に、あの有名な元暴走族のリーダーが就任した。
イベントは、法務省が主唱する「立ち直りフェスティバル」。過ちを犯した人が立ち直れる社会を目指す運動で、「誰よりも立ち直った人」として、元暴走族の漫才師コンビバッドボーイズが同省の“社会を明るくする運動”アンバサダーに任命されたのだ。
「立ち直りフェスティバル」の、今年の運動のキャッチコピーが「リスタート」。
過ちを犯した人が立ち直ってリスタートするイベントに吉本の芸人が……。
これはあまりにもタイムリーすぎる……。
ただし、諸々の件と本イベントは当然ながら完全に無関係だ。
最近では少年院慰問なども行っている佐田のアニキは、アンバサダー就任にあたり、
❝
「誰しも過ちは絶対犯すんですよ。いつ何時、ここにいる皆さんも過ちを犯す可能性は絶対にあるということだけは、肝に銘じていただいて。それでも1回、悪いことをしたからと言って見放すのか。許してあげる心を持とうよ、というのが、この日本でこういう活動をしていけば、いろんなことを許せる人間、国になれば、もっとすばらしい国になる」
❞
と熱弁。
さすが我らの佐田アニキ、いいこと言う!
元暴走族でも、頑張っていれば国の仕事ができることを身をもって証明しているだけに、発言にも信ぴょう性が感じられる。
もちろん、非行や犯罪からの立ち直りも目的のひとつだけど、今どきのネット社会の『何も許さない風潮』に対する、ひとつの警鐘なのだろう。
今後、何かしらの枠組みができていく可能性もあるので、ネットを使った過剰な「叩き」にはご注意を。
執筆者:i-Q JAPAN編集部