深みを感じる青緑色が特徴的なGT380。この青緑色は日本の伝統色でいうところの「碧色(へきしょく)」という色で、古来の神事に使う石などが、この「碧色」なのだという。
まず目につくのはファイヤーパターン。フルカウルからタンク、サイドカバーや前後のフェンダーにまで大胆に描き入れられていて、しかも縁どりだけなので、全体としてとらえると大胆な模様の一部にも見える。
そしてセブンスターキャストやトレンチカットのディスク、フレームからフルカウルの内側までは、すべてを赤でペイント。外装とのコントラストも鮮やかだ。
こちらの車両は、Y.Yファクトリー所属のかっくんがフルコーディネイトしたもので、デザイン自体は氏が自身でも所有しているGSのパターンをサンパチに投影したもの。
セブンスターキャストホイールにトレンチカットのディスク、ホワイトパワーのリアショックにレース用スイングアーム、Y.Yファクトリー製のトルクロッドなど、装着アイテムもコンセプチュアルにチョイスされたものばかりなのだとか。
現在は入手困難なアキラハンやマッハのカットアップ・テールカウル&テールランプなど、センスを感じさせるアイテムも多数。今後はこうしたカスタムプロデュースも積極的に行うとのことなので、気になる方は相談してみてはいかがでしょうか。
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執筆者:i-Q JAPAN編集部