暴走行為を行った理由について、「ギャラリーにアピールしたかった」と供述しているというが、これは確かにアピールしたんじゃないだろうか。色んな意味で。
熊本東署と熊本県警交通指導課は、道路交通法違反の疑いで県内に住む15歳から19歳の少年ら6人を逮捕した。
❝6人の逮捕容疑は共謀して昨年9月11日午前0時半ごろ、熊本市東区の国道57号(東バイパス)で、オートバイなど計4台で道いっぱいに広がって蛇行運転を繰り返すなどした疑い。❞
6人のうち、3人は無免許だったもよう。調べに対して、少年は「ギャラリーにアピールしたかった」と述べているという。
少年らの発言に偽りがないことは、当時の映像を見れば明らか。ドンキで売っている戦隊ヒーローもののボディースーツを着込み、バイクの外装はアルミホイルで覆った上からガムテープでグルグル巻きにして外装から持ち主が特定できないような細工がなされていた。
さすがにこの姿はインパクト大!
ほとんど純正外装のようだけど、それでも外装の色や形などの特徴を隠すことで、その後の調査の手を逃れようと考えたのだろう。
逆にいえば、ここまで情報を減らしても、警察が本気を出したらいともたやすく本人確認ができてしまうということ。
どういうシステムを使ったら本人特定にまで至ることができるのか、単純な興味として気になるところだ。
単純な興味本位であったとしても、逮捕されることでその後の人生設計は大きく変わってしまうはずだ。最近は法解釈も変わってきていて、暴走行為に対しては逮捕・起訴をしやすい環境がどんどんと整ってきている。暴走行為による逮捕は今後も増加するだろうが、しっかりと罪を償って、後の人生に活かしてほしいものだ。
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