その名のとおりの快晴に恵まれた2022年の青空集“改”~BLUESKY MEETHINGin姫路~。年々、その規模を増しているようにも見えたが、今年は過去一番と言っていいくらいの盛り上がりを見せていた!
開場の10時を過ぎると、バイクが続々と押しかけてくる。前売りチケットの購入者はほぼ参加していたようで、正午前には広場後方のショップブース前までバイクがビッシリ!
例年ブースを出しているショップ関係者も「今年は一番盛り上がっとるんとちゃうんかな?」と、その盛況ぶりに驚きの声を上げていたほどだ。
そのショップ・ブースは主催のガレージエイトやテクニカルサービス本多、ガレージkittan、フィールドサイドをはじめK-STYLEやJOKER'S、One's&M、K-BREAKなど、i-Q JAPANでもお馴染みのショップの出展が軒を連ねた。
それぞれショップのデモ車展示やスピードくじなど、思い思いの形でイベントを盛り上げていた。
参加者のバイクも今年は例年以上に多彩。コロナ禍もあって、バイクに向き合う時間が増えたからだろう。
新作と思われるバイクも多く、カスタム旧車バイク乗りがこの日をどれだけ待ちわびていたかが分かる。
もちろんi-Q JAPANでも人気のCBXやGS、サンパチなども多く見られた。
下の写真のタンクのロゴは書体が『ハイティーン・ブギ』に! CBXと『ハイティーン・ブギ』は切っても切れない関係。意味が分かる人はまぁまぁのご年齢だろう笑。
そして原チャリにチョッパー、レーサーなど、ジャンルを問わない多彩なバイクが集まるのが『青空集“改”』のだいご味。それぞれ、自分のスタイルに自信をもってはいるだろうが、他ジャンルのバイクを見ることで得られるアイディアも多い。
こちらは「取扱注意」のテープを外装全体にラッピング加工したXJR。これは面白い発想だと思って近づいてみたら、ペイントでもクリア加工ももなく、本当にテープを貼り付けたままの状態。
そしてシートにはマフラーのエキパイが・・・。
なにかしらのトラブルがあったんだろう。イベント中もずっと修復作業をしていて、帰るころには正常な状態に戻していた。ひと安心!
そしてこの日はステージ・ゲストもヤバかった!
まずは超人気レゲエ・ミュージシャンのAPOLLOが登場! 旧車會イベントでいうとコール大会決勝のような熱気のキッズたちがステージ前に詰めかけた。
続いて関西の大御所レゲエ・ミュージシャン、KENTY GROSSの登場。
ご時勢柄、なかなか声を上げられないなかでもアツくなっているのが分かるほど。MCも上手ければ曲もヤバい! さすが関西のミュージシャンは盛り上げ方を知っている。
これだけのゲストを迎えることができるのは、このイベントが世のなかに認知されてきている証しでもある。スタッフの方々の苦労が、わずかでも報われたんじゃないだろうか。
少しずつ緩和の方向に向かっているとはいえ、このコロナ禍でイベント開催が難しくなっているのは事実。それだけに、この規模のバイクミーティングが継続して開催されるのはバイクファンにとっても本当にありがたいこと。
来年以降、参加してみたいという方は、どうか「自身もイベントの一部」だという自覚をもって参加していただきたい。
早くも来年の開催が、楽しみだ。