【秘密兵器】時には不発も!? 対暴走族用に警察が開発した道具の歴史を振り返る!!【県警開発】

2018/03/15

COLUMN

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暴走族を取り締まるために、様々な道具が開発されてきた。それはつまり、警察が暴走族に対していかに手を焼いていたかの表れでもある。我々の税金は、こんなところにも使われているのだ。
暴走族の減少で、ナントカ作戦みたいな大掛かりな逮捕劇は減少気味の警察。ただ、かつては取締り用の“秘密兵器”が数多く登場していた。


その一部を、ここで紹介したい。



《封鎖ネット》



ポールの部分をエアで膨らませる“風船”状に。台座にはローラーを取り付けて、移動の効率を向上させた。


これ、エアを入れ始めてから膨らむまでの所要時間が、たった14秒!!!!!
 






本当に直前まで膨らませなかったので、先行の見回り部隊も発見しづらかったようだ。開発したのは大阪府警。当時の最新鋭機材として科学技術長官賞、警察庁長官賞を取るほどのインパクトがあった。


ちなみに、現在主流となっているのはコチラのタイプ。高さが140~150センチほどと、結構デカい。30秒ほどで膨らむそうだ。ちなみにグッドデザイン賞も受賞している。









《MAD》



日本語にすると、ニ輪拘束装置。ニ輪拘束装置。マットの一部が粘着性になっていて、マットを踏んだらロープが車輪にからまり停止させる仕組み。一部では“暴走族ホイホイ”などと呼んでいたようだ。ヒドい話じゃないか!


ただ、登場した1990年代は、効率が非常に悪かった


というのも、“2ケツ”を想定しておらず、思ったよりだいぶ重い状態で通過する単車が続出。装置が稼働せず、ほぼ機能しなかったというから驚きだ。


のちに改良が進んで警察の大きな武器に。開発は福岡県警だった。









▼コチラは、まだMADが導入されたばかりの頃の映像




《黒豹隊&銀虎隊》



黒豹は、いわば覆面の白バイ。白は警察のバイクだと頭で認識しているが、黒いバイクは意識にないので発見が遅くなる。


路地などにも対応できるので、少数のバイクを袋小路に追い込んでいく際などに利用された。





記事には出ていないが、バッドボーイズの佐田正樹も先日のインタビューの際には『覆面のバイクに追われたこともあります。「黒バイは反則やろーが!」って(笑)』といったことを語ってくれていた。


開発は和歌山県警。黒バイは他県にも採用された。ちなみに、銀虎はカラーボールを発射してマーキングできる機能も備えている。




《写真&ビデオ撮影》



近年、最も多いのがこのパターン。かつては現行犯逮捕が原則だったが、一般の事件でも防犯ビデオの映像を証拠として使用していることから、同様の流れができあがりつつある。


いたずらに追い込んで衝突事故を起こさないように、との配慮があるそうだ。



いずれも、交通法規を守って走る一般的な旧車會にはすでに関係のない話だが、昔話の酒の肴にでもして頂けたら幸いだ。



参照元:ミドルエッジ
執筆者:i-Q JAPAN編集部

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