CBXが発売された1980年代初頭に世に出たバイクは、タンクからサイドカバー、シートカウルへと連なる一連の外装がひとつながりになったデザインが急増した。
カワサキではFXの後を継いだZ400GPが、スズキではGSX後期カタナ、そして4発のFS/インパルスが、そしてホンダではこのCBXが、そうしたデザインを取り入れた。それに伴って、外装デザインもタンクからテールまでの一体感をアピールするデザインが増えた時期でもあった。
だからこの時期のバイクにはライン塗装のバイクが多い。
特にCBXはプレスラインに合わせてラインを入れているのに加え400のⅠ型、Ⅱ型、550とそれぞれ異なったラインを与えられているので、その後のカスタムでもペイントの多様性が生まれるという副産物もあった。
そして、オリジナルのラインやカラーだけではなく、さらにアレンジを加えたデザインも数々生まれてきた。
こちらのCBXもベースはⅡ型のラインを基調としつつ、サイドカバーなどには完全にオリジナルのデザインが加えられている。
カラーリングも紫、黄色、オレンジと、本家では未使用の色が用いられているのでそれだけでも目を引く。
これに加えて“御目立ちアイテム”が黄色に塗装されたマフラーから伸びる竹やり。アクセルワイヤーの先にはワンズアンドエムの軽スロが装着されていて、コールにもこだわりを持っているのが分かる。
エキゾーストに変化を加える意味で装着したのか、それもと見た目を優先させたのかは不明も、どちらにしても“気合の入ったバイク”であることは一目瞭然となるアイテムだ。
ちなみにデュアルのハーフカウルは「KOMINE」のエンブレムが入った当時物。パーツにもしっかりこだわっているのが伝わってくる。
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