今は別のバイクに乗っていたとしても、「昔は乗っていた」「次に乗りたい」バイクとして必ずその名前が挙がるのがバブだ。
入門編としても、生涯の相棒としても人気の高いバイクで、様々にマイナーチェンジを繰り返しつつフレームとエンジンはほぼ同一という特性を活かして、これまでも数限りない個性豊かなバブが誕生してきた。
そのなかでも、今回ご紹介するバブは完全に“唯一無二のパーツ”を装着したオリジナリティーの高い一台だ。
もちろん、逆車専用パーツでもあるシックススターホイールや三本巻きラインとファイヤーパターンを組み合わせた外装など、“見せ場”が多いデザインではあるが、このバイクの特徴はもっと別のところにある。
それが鋳造(ちゅうぞう)のオリジナルパーツ群だ。
鋳造とはドロドロに溶かした金属を型に流し込み、冷却して成型する金属加工法のひとつで、英語だと「キャスティング」。キャストホイールの“キャスト”が、この鋳造にあたる。
左右のエンジンカバー、そしてステムカバーは完全オリジナルのパーツ。
オーナーが所属するチームの名前と自身のニックネームをデザインして装着したものだ。
デザインが秀逸なのはもちろん、正直、このサイズの鋳造パーツをワンオフで作成するのは結構なコストがかかる。誰もが手を出せるアイテムではないからこそ、価値があるパーツだろう。
ちなみにパーツ自体はオリジナルではないものの、タンクのメーカー名が個人名になっていたり、ホイールの縁どりやマフラーにチーム名が刻まれていたりと、随所に個性が光る仕様。
ちなみに、車両を撮影したイベント『旧栃2022』では、こちらのバブがドレスアップ部門のベストHAWK賞を受賞していた。やはり、見る人が見たら分かるものなのだろう。
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執筆者:i-Q JAPAN編集部