《第一弾 パンザップ若手編集部員編》
またしても都内の某撮影スタジオへ。前回、パンチをあてる前の写真もここで撮ったのだ。もちろん編集長はカメラマンでもあって撮影はできる。かといってここでパンチになったオレたちを被写体に、一体何を撮るというのだろうか……。どちらにせよ、こちら側(オレと内田さん)としては悪い予感しかしない。
「お~い!! 若いの。まずはお前からだ、コレを着ろ!!」
編集長がカバンの中から謎の白い袋を取り出した。まるでおもちゃがたくさん入ったサンタクロースの袋のようなもの。なんか、完全に怪しい。ニヤニヤしている。
「お前は……昭和のヤンキー、ビーバップハイスクールの衣装だ!! 分かるか!?」
編集長はその白い袋の中から、何か洋服のようなものをオレに渡してきた。
(うわぁ~~! なんじゃこの赤いブルゾンに白のスラックス、そして茶色いサングラスは!! とにかく古臭く、昭和の匂いがプンプンする。確かにビーバップハイスクールは知ってるが、全くもって世代ですらない。少なくともオレの世代は渋谷のギャル男よりも後の世代なのだから。実をいうとこんな古臭い服、着てる人も見たことないくらいだ……)
「お前! 普段からチャラチャラしやがって、旧単車のサイトをやってるんだろ。だったら暴走族全盛期のファッションをして、暴走族を体で感じやがれぇ!!」
(マ・マ・マジかよこのオッサン。確かに暴走族、旧単車は好きだけどこの格好はさすがにキツイな。……でもまぁ最近クラブや女の子関係でチャラチャラしてたのは事実。パンチにもしたし、ここらでバシッと編集長にオレのやる気をアピールしたいってのもある! ほんの一瞬映像を撮るだけだ。すぐに終わるし、ここはもう全力でやりきるぞ!)
「よぉ~し、じゃあ若いの。今から動画を撮るから、そこに立って当時のヤンキーになりきれ」
(むちゃぶりもいいとこだろこのオッサンww)
「オレがYouTuberとして作りたい第一弾の動画はなぁ……。今巷で話題のライ●ップだ!」
「編集長氏! 確かに最近ライ●ップで痩せた松村邦洋と体系が一緒ですね! それで痩せたいんですか?」
(内田さん余計なこと言うんじゃねーよ。ほんと空気の読めないヲタクだなぁ)
「バカヤロウ! 誰が松村だ!! ……そうじゃねぇよ。聞けぃお前らぁ!! 今回の動画は、パンチにコミット、称して…………パンザップだぁぁぁ!!!! ガハハハハハハハ!!!!」
(トホホホホホ……。パンチのビフォーアフター映像を撮るってそういうことだったのか。今までの撮影の全てが繋がった。……仕方ない、こんなにアツくなってるんだ。もう誰にも止められないぞ(笑))
「ヨシ! 若いの。全力で当時のヤンキーを表現しろ!!」
「ハイ! よく分かんないっすけど、やってみます!!」
(ヤンキーじゃねぇから分かんねぇよぉ……。とにかく自分の中にあるイメージのヤンキーを全力で表現してみよう)
「オラァ!! ワレコラいてまうぞコラァァァ!!!!」
「…………………………。」
そうして約30分ほどが経過した。
「……ハイ、カット! よくやったぞ若いの。撮影はこれでオッケーだ!!」
(ほんとにこんなんで大丈夫かよ……)
この後オレを踏まえ内田さん、編集長と三名分のアフター映像を撮影し終わった。そして社内に持ち帰り、こんな動画が完成したのだ!
▼衝撃映像!!!!
ライザップ風動画、称して"パンザップ"。確かにパンチにしてから目をそらされる回数が多くなった気が……(笑)。チャラついた草食男から一転、人生が変わったんじゃないのか! これが20代パンチの破壊力。まさにパンチにコミットだ! 近年、あおり運転が問題になっているが、パンチだとあおり防止策にもなりそう(笑)。次回は他二名(内田&編集長)の30代パンチ、40代パンチの動画を公開するぞ。お楽しみに!!
▼ホンモノのパンチにできるお店
店名:カットサロン スガヌマ
住所:〒111-0032 東京都台東区浅草3-24-3
アクセス:東京メトロ銀座線:浅草駅 (徒歩 約10分)、つくばエクスプレス:浅草駅 (徒歩 約10分)、都営浅草線:浅草駅 (徒歩 約10分)
お問い合わせ:03-3876-2776
営業時間:平日9:30~19:00/土・日・祝9:00~18:30
定休日:年中無休(正月・旧盆除く)
ホームページ:http://www.guidenet.jp/shop/184o/