竹やり&三段シートに稲妻ラインの社旗棒という外観からも、ひと目見て「やってるな」と分かる、主張の強さを感じさせるCBX。
派手さで目立つのはもちろんだが、それだけではない技巧が散りばめられたバイクだった。
発色の良さが目立つ外装は、レインボーラメのベースにキャンディーカラーで塗装したもの。ただのフレークではなく星型のラメを散りばめているので、反射の具合もひと味違っているのと同時に近距離から眺めた際の楽しさも感じさせる。
キャンディーカラーのため全体的に透明感もあるが、タンク上部にはラメとキャンディーの間にアメ車カスタムのような幾何学模様を仕込むなど、小技もキラリ。さらに純正を模したラインには反射テープを使い、ナイトシーンでの主張の強さも忘れない。
夜の楽しさでいえば、ヘッドライトとテールライトにLEDを仕込み、七色の光が前後を照らす。
このレインボーカラーがひとつのキーワードで、LEDだけでなくフロントフォークのインナーチューブやエンジンカバーのフィン、スイングアームなど随所に七色のグラデーションを利かせている。
小技、という部分ではサイドカバーの仕様も秀逸。BEETのアルフィンの内側にパネルをセットしてボディ同様のレインボーラメとファイヤーパターンを仕込んでいる。
シャープさを出すならBEETのアルフィン、塗装面を増やすなら純正のサイドカバーを塗装というのがよくあるパターンだが、このやり方なら一挙両得が狙えるのが面白い。
さらにはスタンドやエンジンガード、タンデムグリップに捻じりの角パイプを用いたり、ヒューズボックスや給油口のフタにエッチング加工を加えたりと、本当に細部にわたってカスタムの手が行き届いている。
沖縄で開催されたイベント『琉球2023』のドレスアップ部門で2位を受賞したバイクだが、それも当然といえるだけの要素が散りばめられたバイクだ。
\旧車會 族車バイク買取・高額査定ランキング/
「旧車會 族車バイクを高く売りたいけど、どこに売ればいいのか分からない!」とお悩みではないだろうか?
近年空前の旧車ブームにより、バイクそのものの価値が上がっているため、何も知らずに売却すると買い叩かれてしまう可能性がある。
そうならない為にも、長年旧車會や族車に携わってきたi-Q JAPANが旧車會 族車バイク買取・高額査定のおすすめランキングを紹介しよう!