令和の暴走族の大半は、個人情報をどこまで出さずに走れるか、ということに腐心しているようだ。以前、暴走行為で少年が逮捕されたニュースの映像を見たら、アルミホイルでタンクを包んで車種や外装がわからないような工夫のあとが見て取れた。
現行犯でないと逮捕できなかった昭和の時代と違い、映像も証拠となる令和の時代には、こうした“出自を明かさない”ことにも気を配る必要があるのかと、考えさせられるニュースでもあった。
しかし、逆に現行犯逮捕しかなかった昭和の時代は、いかにチームの名前を売り込んでいくか、自分の顔を売るかが肝心だった。だからこそ、チームの旗を作ったり社旗棒にチームの旗を括りつけていたりしていたのだろう。
そんな往時を思い起こさせる……かどうかは不明だが、出自を全面に押し出しているのが、こちらのGSだ。
サイドカバーには、かの有名なスカルのトレードマーク。これがスペクターに所属してた方の所有物だということは、一目瞭然で理解ができる。
さらに、フルカウルのサイドには「死慰亜流影忍」の筆文字。スペクターも所属していたCRS連合の英字を漢字表記したものだ。
しかも、スクリーン未装着で低位置にセットしたフルカウル&長めのアップハンという仕様で、これが千葉のバイクだということも分かってしまう。
実際、カウルのステージには「寿辺苦絶悪」のステッカーが。そして千葉の文字も見える。
ラッパは5連のプラスチック製。ヤラレ具合が経てきた時間の重さを感じさせる。これが仕様であってもリアルであってもバランスの良さは不変の事実。キラキラしたパーツはついていないが注目度は高い一台だ。
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