レースなどでも使用しているが、ホンダといえば「トリコロール」が有名。様々なバイクにトリコロールカラーは採用されているが、こと400㏄の中型バイクに限ると「赤」には特別な意味合いを感じずにはいられない。
今でも評価の高いCB400Four、通称ヨンフォアは初期・後期ともにソリッドレッドが用意されていて、二代あとのCBX400Fにもツートンの2パターンに加えてこのソリッドレッドがラインナップに加えられていた。
それが、間をつなぐホークのシリーズにはこのソリッドレッド単色のパターンは、ついぞ用意されることはなかったのだ。
もちろん、やかんタンクだった250㏄のラッパラインに赤はあったし、その後の中部限定カラーやスーパーホークのRにもこのソリッドレッドは使用されていた。
ホンダにとってソリッドレッドが重要なカラーだということにはかわりはないが、ソリッドレッドのバブだけはない。
ないなら作ってしまおう、というのがこちらのバブだ。
使用した塗料はヨンフォアの純正色で、これでタンクとカウルを着色。サイドカバーはあえてアルフィンなどを使わず純正カバーにして、黒で塗装することで398㏄の後期ヨンフォアを表現している。
ラインや図案を加えていない分、シンプルに見えるが、それでも分かる人には分かってもらえるようで、「面白いことしてますね」とこえをかけられることも少なくないという。
塗装はシンプルでも作り上げるシルエットは、決してシンプルではない厳つさも併せ持っている。
アップめにセットしたフルカウルに、茨城西部ではポピュラーな拳2個分の幅しかない絞りのアップハン、通称・県西ハン、そして約70センチ延長の三段シートと、なかなかのワルさ。
テールランプもバブ用ではなく当時物のヨンフォア風テールを使用したりと、細部にまで気を配っているのが分かる仕様となっている。
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