色には「光の三原色」と「色の三原色」というものがある。光の三原色は「赤・青・緑」で、この三色の光を組み合わせれば、どんな色でも作ることができる。ちなみに、三色の光を同時に照らすと光は「白」になる。
そして「色の三原色」は「赤・青・黄」。プリントなどはこの三原色の組み合わせで印刷されている。この三色を全部混ぜると「黒」になる。
いってみれば、この三原色の取り合わせは「もっともかけ離れた色」という言い方もできる。
つまり、“目立つ!”国旗にこの三原色が使われることが多いのも、そういった理由からだろう。
そしてこちらのCBX、「色の三原色」がすべて使用されいてるのがわかる。赤・白・青のトリコロールカラーは、古くからホンダがバイクのカラーリングに取り入れていて、モトGPシーンでもワークスのカラーにはよく使われている色。だから、この三色で仕上げているホンダのバイクは少なくない。
しかし、ここに黄色が加わってくると、急にクレイジー感がグッと増す。しかもハンドルやフレーム、ホイールなど目立つポイントにアクセントを加えているのが凄い。
こういった場合には、よく「互いが長所を生かしてケンカせず・・・」みたいなパターンもあるんだけど、こちらの場合はケンカしかしていない。
ただ、ケンカしていてもパワーバランスは五分と五分なので、全部引き分け! その上で外装は意外とメタリックだったりするのが面白い。
これだけカラーリングで遊んでいるというのに、シートもピンクのチンチラ張り! 圧倒的に雨に弱い布地のシートで段シートを作成しているのがとことん遊んでいる感じが分かる。
赤・青・黄・白にピンクという極端な色味が5色も使用されているシチュエーションは、他では“LEGO”くらいしか思い浮かばない。今や300万円は下らない超高級車のCBXでこんな「おもちゃ感」がある遊んだバイクを仕上げられるのは、逆に大人じゃないとできないことだ。
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