昭和の昔は、よほど金銭的に余裕がないとカスタムペイントをショップに依頼することなど無いに等しいことだったという。だいたいは仲間内で手先が器用な人がいて、下書きを残して、塗装自体は仲間どうして塗りあった、などという話は枚挙にいとまがない。
そして、なかには「純正外装じゃないと」という方も多かったようで、各所に手を加えていてもタンクだけはノーマルのまま、というバイクも少なくなかったようだ。
コチラも、タンクとサイドカバーは純正ノーマルで統一させた、奇麗な改造のバブだ。
タンクやサイドカバーは純正だが、それ以外のパーツはオーナー氏がいかにバイクに関わってきたかを感じられる、選択の確かさが感じられる仕上がりになっている。
風防はアサヒの短風防。黄ばみは経年によって付けられた……というか変化したもので、旧車オーナーとしての年輪を感じさせる。リーゼント気味に前傾させたその角度も絶妙だ。
大人っぽさを感じさせる部分としては、三段シートも例にとらざるを得ない。座面はキャメル、そして背面はチョコレートの同系2色使い。バブというバイクにも非常に似合う、落ち着いた雰囲気を持ったシートだ。
一転、マフラーに関してはかなり攻撃的。黒のつや消しマフラーをハス切りにしてエキゾーストに変化を付けるとともに、見た目の攻撃性も増した。
落ち着いた雰囲気は持つが、族車仕様という根本はきっちりと抑えた、仕様に対する計算を感じさせる大人の装いだ。
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