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【インタビュー】映画『デメキン』出演の山田裕貴が“リアルな選択”を告白。「友情か恋人か。順位をつけるなら恋人」その理由とは!?

2017/12/13

COLUMN

旬ネタ&速報

絶賛公開中の映画『デメキン』で主人公・正樹の親友役を演じた山田裕貴(27)に、友情と生活の狭間で苦しんだ役柄と同様、「恋と友情、どちらを選ぶ?」という難問を答えてもらった。意外にも(!?)、彼の回答は「恋人」。しかし、そこには彼なりのポリシーがあった! 

――まずご本人の役どころを教えてください

山田 僕が演じる厚成は主人公の正樹の親友で、正樹を総長にしたい、正樹に福岡統一を成し遂げて欲しいという思いを胸に秘めているんですけど、彼には仲間内で唯一、恋人がいるんですね。そろそろそういうのはやめてほしいって恋人に言われてしまって、自分の中に葛藤があって……っていう、仲間たちより少し先に大人になる役どころです。

――厚成にとって、彼女と友達っていうのは理想と現実の象徴なのかな? と感じました

山田 男の物語じゃないですか、『デメキン』って。だから「男ってこうだよな」って思える部分っていうのは喧嘩のシーンとかの、強さや逞しさにも表れてくると思うんですけど、彼女の前では違う表情もみせるじゃないですか。甘えてみたりとか。


――友達には絶対に見せられない姿もありますよね

山田 男って女の人には甘える生き物だよなっていう、その弱みを見せることによって、戦っている時の男の強さみたいなものが際立つかなと思って。仲間といるときはアツくて面白い集まりだけど可愛らしさもあるし、普通の人っていう感覚にしたいなとは思っていましたね。

――そういう秘めた思いを彼女役の今田さんとは事前に話はされましたか?

山田 芝居面でのディスカッションはしなかったです。恋人役だから積極的にコミュニケーションをとっていましたけど、そういったなかで出る自然な反応の方が、考えて決めたことよりいい反応ができたり、素の顔が出たりするんじゃないかと思っていて。その方が、芝居にはいい影響があると思うんですよ。

――素が出ちゃったり見えたりした、印象的な場面はありますか?

山田 僕が病院でボロボロになってるところに正樹が来て、「お前寝とけ」っていって去っていくシーンがあるんですけど、台本はそこで終わりなんですよ。でも、なんか申し訳なくて「みんな悪い」って言ったら泣けてきちゃって。それはそのままはシーンでも残ってるんですけど、そのあとにアキの手を握ってるんです、泣きながら。全然台本にはないんですけど、彼女もそれに反応してくれて、その手を擦ってくれるんですよ。大丈夫だよ、っていう意味だと思うんですけど、このシーンががあるだけで、いろんな感情が見えてくると思うんですね。


――そういうシーンは多かったですか?

山田 多かったかもしれないです。多かったし、そういうぶつかり合いがすごく良かったんじゃないかなと思っていて。もちろん他の現場でそんなに自由になりますかっていったらそういうことではないですけど。監督さんとかスタッフさんに、自由度を高くしてやらせていただいたおかげだと思っています。

――では、厚成を演じた山田さんご自身は、彼女と友達、どっちかしか選べないとなったら、どっちを選びますか?

山田 うわぁ……。両方とも、本当に素敵なんですよね? まさにこれですよね、厚成が悩んでいたのは。うぅ~ん……。

――では完全に一方を選択するんじゃなくて、順番をつけるとしたらどうでしょう

山田 僕は彼女を選ぶかもしれないです。友達は離れないと思います。彼女を取ったとしても、それを尊重してくれるはず。


――暴走族とか不良で演じる前と後で変化した部分はありますか?

山田 普段から口が悪くなりますね。短気になるし。電車に乗ってて、すごい勢いよく出てきてぶつかったりするヤツっているじゃないですか。そういう人にこっそりキレてみたりとか。自分のなかの怒りスイッチを試してみるんですよね 。

――不良役・暴走族役が意外と多いじゃないですか。もしかしたら、山田さんって不良属性をどこかに持っている方なのかな? って勝手に想像していたんです。

山田 怒り、っていう部分では、役柄以外では優しくいたいほうなのであまり持ち合わせていないんですけど、でも、僕あると思います、不良性。型にはまるのは好きじゃないし、ルールとか嫌いだし。すっごくマイペースで、自分がやる気にならないと全然動けないけど、興味があるものに関しては徹底してやらないと気が済まないとか。社会というものに 馴染めないからこの仕事をやれてるんじゃないかなって思うんです。



――男の人にここは面白いと思ってもらえるおすすめシーンがあったら教えてください

山田 最後の方にみんなで肩を並べて肩組んで歩いているシーンがあるんですけど、そこはぜひ見て、何かを感じて欲しいです。実は僕、SNSのアイコン全部後ろ姿なんです。男は後ろ姿だなって元々思っていて。あの映像は単純にカッコいいし、ストーリーとしても色んなものが詰まって、その後ろ姿なので。グッとくると思います。

――では、最後に一言メッセージをいただけたら。

山田 この映画を観たとき、エンドロールが終わった瞬間「いい映画だなぁ」って思ったんです。それは佐田さんという方が信念を守り抜いて生きてきた現実がそこにあるから説得力があるし、本当に正々堂々と戦い抜いた男たちの物語なので、そこに心を揺さぶられたんだと思います。見終わったあとにちゃんと感動が残る作品ですし、本当に佐田さんが細部までこだわり抜いて、かつて同じように単車に乗っていた方がご覧になっても満足できる内容になっていると思います。恋人同士もいいですけど、ぜひ友達と一緒に見に行ってほしいですね。どうか劇場でご覧いただきたいと思います。



製作:東映ビデオ、AMGエンタテインメント
製作プロダクション:ステアウェイ
配給:AMGエンタテインメント
(C)よしもとクリエイティブ・エージェンシー/ワニブックス/秋田書店・ゆうはじめ
(C)2017 映画『デメキン』製作委員会

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