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「所さんのいない世田谷ベース」ことJOKER’Sには柔らかい発想で作られたバイクがたくさん並んでいた!!

長年培ってきたノウハウと高い技術力で、誰もが必要とする高品質なパーツと、一部の熱狂的なマニアが大喜びしそうなパーツを作り続けているJOKER’S。驚きの連続です。
旧単車に乗っていて、「JOKER’S」の名前を知らない人はいないでしょう。様々なタイプのFRP製カウルを製作・販売するショップ。最近では、ゼファー&XJR用のSELECTパーツを独占的に製作・販売しているショップとしても有名で、イベント会場では必ずと言っていいほどその姿をお見かけするアクティブさでも知られている。

創業は1990年。FRPパーツの製作を始めたのが1995年。もう20年以上、この世界で活躍しているショップなのだから、言ってみたら老舗の貫禄を持ってもおかしくないショップなのだ。
具体的に、どのようなものを作っているのがご覧いただこう。まず、コチラがイノウエタイプのフルカウル。通常の2倍の厚みを持たせた最高級品で、歪みやヨレがほとんど出ないともっぱらの評判だ。形としては最もオーソドックスなので、実際にこのフルカウルを使っている方もおられるのではないだろうか?


こちらはデュアルロケットフルカウル。デュアルのフルカウル、意外と少ないんじゃないだろうか? 需要が少ないのではなく、供給が多くない気がする。ライトが二つだと、”見せ場”がそれだけ増える。最初からローレルウインカーがセットになっているタイプもあるのだ。


そして昨今のカフェ人気を受けてラインナップに加わったのが、コチラのダイシンタイプのフルカウル。エキパイの形状に影響を受けやすいアンダーカウルは半透明になっていて、前後上下に動いたとしてもジェネレーターやポイントの位置を目視で確認できる! だから干渉する部分だけをカットすることもできるし、マルっと表に出す場合でも前後左右に大きくずれないでカットすることが出来る。嬉しすぎる配慮! さすがは老舗!!


って……思うじゃないですか。ところが、全然そんなことはないのだ。はっきりいって、こんなに無茶な会社なのだとは知らなかった。無茶が言い過ぎだとしたら、自由な会社だ。なにしろハルヤマ仕様のCBRみたいなJADEがあったり、GS400E2みたいなGN125があったり、CB750K0みたいな350Fourがあったり……。かと思えば、工賃抜き、パーツ代だけで400万円オーバーのZ1を組み立てていたりと、ふり幅が凄すぎて感情のやり場に困るくらいだ。


CBRみたいなJADEはまだ分かる。需要もありそう。でも、「ホイールが星キャスみたいだし、これでGS作ったら面白いんじゃない?」は、宴席の与太話なら大いに盛り上がりそうだけど、普通のショップならそこで終わる話。それを実際に製品化していしまうのが、マジで凄い! しかもこのGN、すでに問い合わせが数件あるというからもっと凄い。需要がちゃんとあるのが凄い!!


▲こちらが森田代表と、現在の愛車・隼。カリッカリのカスタムバイクで、直線めっちゃ早い



次回、その凄い単車の数々をお見せするので、ぜひこの驚きを共感して欲しい。というより、本当はショップに行って、並んでいる単車を実際にその眼で確かめて欲しい。まだまだ、“CBみたいなカブ”とか、そういう発想のバイクがたっぷりあるから。


【JOKER'S】
住所:〒673-0404 兵庫県三木市大村町822--2
定休日:日曜日
お問い合わせ:0794-82-8956
ホームページ:http://www.jokers-web.com/

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